日本では数年前に韓流ブームが巻き起こり、韓国のドラマや音楽、食べ物、化粧品、さらには韓国旅行にいたるまで、韓国にかかわるあらゆるコンテンツ、製品が一部で大きな人気を博した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本では数年前に韓流ブームが巻き起こり、韓国のドラマや音楽、食べ物、化粧品、さらには韓国旅行にいたるまで、韓国にかかわるあらゆるコンテンツ、製品が一部で大きな人気を博した。

 現在の中国では一部の韓国ドラマが大きな人気を得ているほか、韓国の化粧品や自動車なども中国で一定のシェアを獲得できており、韓流にかかわるコンテンツや製品は日本以上に浸透し、定着することに成功したと言えそうだ。実際、中国自動車市場における韓国車のシェアは2015年通年で7.94%に達し、世界最大の自動車市場である中国において、韓国の自動車メーカーは一定の成功を収めている。

 韓国車は中国で成功する一方で、日本では成功したとは言えない現状にあるが、これはなぜなのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国では自動車やスマートフォンなど、身の回りのあらゆる場所に韓国の製品が存在すると指摘する一方、日本人はなぜ韓国車を買わないのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事はまず、韓国車はデザインが優れており、中国市場のみならず、米国市場でも売れ行きは好調だと指摘したうえで、日本で売れていないのは「不思議だ」と指摘。日本国内では一部において、「韓国車の衝突安全性能は日本車を超えた」、「自動車そのものの性能として見ても、韓国車のほうが日本車より上」といった声が聞かれると伝えるとし、「韓国はGT-RやNSX、Centuryのような車を作れるだろうか」と疑問を投げかける声があると紹介。

 GT-Rは日産、NSXはホンダのスポーツカーであり、それぞれが日本が世界に誇る高性能なスポーツカーだ。またCenturyはトヨタが生産する最高級乗用車だ。いずれも日本の自動車メーカーの技術の粋を集めた自動車と言える。記事は、日本国内では「世界最高峰のモータースポーツの舞台では韓国車の姿は見当たらず、著名なコースでのタイムアタックでも同様」という指摘があると伝えたうえで、これは技術面で韓国車が日本車に追いついていないことを示すものであり、日本人がこうした考え方を持っているからこそ、日本人は韓国車を購入しないのだと論じた。 確かに韓国車は中国市場、米国市場で大きな成功を収めており、日本市場で米中と同等の成功を収めることができていないのは「不思議」ではある。それだけ日本の市場は独特で、攻略が難しいマーケットということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)