「ホース・マネー」ポスター

写真拡大

 ポルトガルの鬼才ペドロ・コスタ監督の新作「ホース・マネー」の予告編が公開された。「コロッサル・ユース」の主人公だったべントゥーラが演じる、ひとりの男の人生の終焉と、移民の苦難の歴史と記憶が、哀愁漂う音楽と虚実入り混じった映像でつむがれており、故マノエル・デ・オリベイラ監督からのコメントも映し出される。

 2014年ロカルノ国際映画祭最優秀監督賞、2015年山形ドキュメンタリー映画祭大賞を受賞した本作は、リスボンのスラム、フォンタイーニャス地区が舞台。「コロッサル・ユース」の主人公だったべントゥーラが、自身の移民経験を基に、ポルトガルのカーネンション革命やアフリカ諸国の植民地支配からの独立などの近代史を背景にしながら、ポルトガルに暮らす移民の苦難の歴史と記憶を描く。

 本作の公開を記念し、コスタ監督の来日が決定しており、2006年カンヌ映画祭コンペティション出品作「コロッサル・ユース」を35ミリフィルムで上映するトーク付きイベントが4月19日に開催される。詳細は公式HP(www.cinematrix.jp/HorseMoney/)で告知する。「ホース・マネー」は6月18日から、ユーロスペースで公開。