宅間孝行作・演出「歌姫」で
舞台に初挑戦する入山杏奈

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 劇作家で俳優の宅間孝行が作・演出・主演を務め、宅間の代表作とも言われる舞台「歌姫」の再演が決定し、ヒロイン役で「AKB48」の入山杏奈が舞台に初挑戦することがわかった。

 「歌姫」は、宅間が主宰した劇団「東京セレソンデラックス」で2004年に初演され、07年には1カ月間の長期公演で再演。同年に長瀬智也と相武紗季主演でテレビドラマ化され、14年には松本利夫(EXILE)主演の「劇団EXILE」版も上演された名演目。今回は、東京セレソンデラックス解散後、宅間が新たにスタートさせたエンタテインメントプロジェクト「タクフェス」の第4弾として再演され、昭和30年代、高知県の田舎町の小さな映画館を舞台に、戦後のどさくさで記憶を失った男と、男を愛する女性の純愛を笑いあり涙ありで描く。

 そんな同作のヒロイン役に抜てきされた入山は、映画「青鬼」主演やNHKドラマ「64」など映像作品での演技経験はあるが、舞台は初挑戦。「20歳になりましたので、これまで経験したことのないものにチャレンジしていきたいと思い、凄く不安な気持ちもありましたが、舞台に挑戦することを決意しました」と心境を語り、「普段“クール”に見られがちな私ですが、今回演じる役は大声で怒鳴ったり、笑ったり、泣いたりと感情表現豊かな役と聞いております。舞台を見終わった後に皆さまから『あんな入山は見たことない!!』と言って頂けるくらい、フルパワーで頑張ります」と意気込んでいる。

 作・演出・主演の宅間は「自分の代表作とも言えるこの作品のメッセージで、歪んだ方向へ舵を切ろうとしている今の日本へ、強烈な楔(くさび)を打ちたい」と再演への熱意を示し、入山の起用については「女優としての可能性、将来性を感じてお願いしました。『これがあの入山杏奈!?』と思わせるような新たな魅力を存分に引き出したいと思います」と話している。

 宅間、入山のほか、阿部力、黒羽麻璃央、酒井美紀、MEGUMI、樹里咲穂、滝川英治、かとうかず子、斉木しげる、藤木孝らが出演。9月15〜19日の大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティを皮切りに、9月21〜25日に愛知・ウインクあいち、9月30〜10月1日に札幌・道新ホール、10月5〜16日に東京・サンシャイン劇場、10月22〜23日に福岡・キャナルシティ劇場、10月29日に仙台・電力ホール、11月3日に新潟・りゅーとぴあで上演。チケットの一般発売は6月を予定。