突然20歳に若返った73歳のおばあちゃんを演じた多部/[c]2016「あやカノ」製作委員会[c]2014CJ E&M CORPORATION

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主演映画『あやしい彼女』(4月1日公開)で、見た目は20歳だけど、中身は73歳というワケアリなおばあちゃんを演じている多部未華子。人生の酸いも甘いも噛み分けた年齢とあって、その言動は怖いものしらず!こんなことまでしちゃって良いの…!?と心配になるほど、多部のおばあちゃんぶりはインパクト大だ。

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ルックスは可愛い女子になったものの、持前の勝気な性格は変わらない節子(多部)。周囲に罵声を浴びせたり、熱い説教をしたりと、おばあちゃん根性は丸出しだ。到底、20歳の女子とは思えないチグハグさで“あやしい”雰囲気に、思わずクスリとさせられる。

多部は、そんなおばあちゃんをキュートかつコミカルに体現。商店街で軽快なステップを踏んだり、銭湯では白目を剥いたりと、コロコロと変わる表情は見ているだけで楽しい。さらにかなり体当たりな演技にも挑戦。バンドマンの孫を応援しようと彼の股間をギュッと握る多部の姿には、思わず唖然…!男子がこれで気合いが入るのかは不明だが、多部の突き抜けた演技にはあっぱれだ。

また、若い頃に苦労したとあって、節子のセリフはジーンと胸に染みてくる。楽曲の製作が上手くいかない孫に「お前、大事なもんついてんだろ。覚悟決めてがんばんな!」と気合いを入れたり、独身の音楽プロデューサーに「結婚と恋愛が別って戦前じゃあるまいし、せっかく自由な時代に生きているのに、ごちゃごちゃ考えて好きな人と結婚できなきゃ、それこそ大失敗だよ」と背中を押すなど、節子の言葉は名言ばかり!聞いているだけで勇気がもらえそう。

心に響くセリフも堂々と言い放ち、可愛らしいおばあちゃんになりきった多部。他の作品では見せたことのない弾けた演技は、ファンならずとも一見の価値アリだ。評判の歌声と共に、多部のコメディエンヌ姿をしっかり堪能してほしい!【トライワークス】