「スクラップスクラッパー」に出演する大杉漣

写真拡大

 一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で制作費の一部を募っていた、「FILM5」(「FILM FIVE」から表記変更)プロジェクトのオムニバス長編映画「スクラップスクラッパー」(http://eiga.com/official/motion-gallery/)が、目標金額の100万円を達成した。

 同プロジェクトは、文化庁の委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2014」に選出された飯塚俊光、加瀬聡、草苅勲、羽生敏博、吉野耕平の5監督が再結集し、エンタテインメント映画を目指したオリジナル作品「スクラップスクラッパー」を制作するもの。同作は、スクラップ工場を主な舞台に、ダメ人間たちの様々なドラマをコメディ、ヒューマンドラマ、サスペンス、エロスありの1本のオムニバス長編映画として描く。

 応募総数約400人の中から選抜された120人で、2月16日から各監督がワークショップオーディションを実施し、今月中旬に同作に出演するメインキャストが決定。また、新しい才能の監督作品にも意欲的に出演しているベテラン俳優・大杉漣の出演が決定した。どの監督のエピソードに出演するのか、注目が集まる。撮影は4月中旬から各組2日間かけて行い、今秋に都内の劇場を皮切りに全国で順次公開予定となっている。

 加瀬監督は「俳優部、各部、面白そうなヤツらが集まって来ました」とし、「日々増えていく大勢の方に支えていただき、一緒に映画をつくれることが幸せでなりません」と羽生監督。草刈監督も「多くの人の力を借りて自分が書いた空想の世界が現実の色を持ち始めました」と撮影を前に気持ちを高め、「いただいた力と熱をそのまま撮影へ、そして劇場へと、つないでいきたいと思います」と吉野監督。そして、飯塚監督は「僕らしい世界をしっかり作り込めるよう残りの時間頑張ります」と意気込みを語っている。

 大杉の参加が決定したことでプロジェクトはさらに広がりをみせており、5人の監督が描く各エピソードがどのように1本の長編映画として完成するのか注目される。なお、3月31日いっぱいまでクラウドファンディングで支援を募っている。