戦後70周年記念映画「野火」 (C)SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER

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 塚本晋也監督が自主製作、自主配給した戦後70周年記念映画「野火」の配給業務が、海獣シアターから新日本映画社(配給レーベル:エスパース・サロウ)に4月1日から委託される。その好評判ぶりで長期に及ぶ興行となったことに加え、終戦記念日を迎える夏に上映されていくことをかんがみて、今回の配給委託に至った。

 昨年7月25日の東京・ユーロスペースでの公開を皮切りに、全国81館で上映され、7万人以上を動員(3月末現在)。さらに第70回毎日映画コンクール監督賞&男優主演賞、第30回高崎映画祭最優秀作品賞&最優秀新人男優賞(森優作)、第89回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第2位を獲得。第25回日本映画プロフェッショナル大賞でも監督賞に輝くなど、受賞ラッシュが続いている。

 なお塚本監督は「戦争体験を受け継ぐことがますます重要になってきている昨今、いつまでも、何度でも語り継がれる作品になるよう上映活動を続けていきたい」と語っている。公開時は塚本監督の全国行脚は63劇場(3月末現在)に及んだが、今後も可能な限り、上映会場・劇場に足を運び、観客との対話を続けていくようだ。(文化通信)