脱iPhone似の低価格スマホ? 本気を出し始めた中国ZTEのハイコスパは狙い目か

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今や格安SIMフリースマホを知らない人はいないだろう。格安SIMフリースマホを、ここまで人気と話題を集める存在にしたのが、台湾のASUSやHTC、中国のHuawei、日本のフリーテルだ。昨年は、この4社の新製品が格安SIMフリースマホの認知度を上げ、市場を牽引してきたといっても過言ではないだろう。

しかし、昨年末から今年にかけて、この4強を猛追しているのが、中国ZTEの格安SIMフリースマホだ。

ZTEは、昨年12月には、
「ZTE Blade V6」
「ZTE Blade S7 (g05) 」
「AXON mini」
を、発売。

今年に入り、
「AXON mini」の値下げ
「ZTE Blade S6」
「ZTE Blade V580」
の発売と、立て続けにローエンドハイからミドルエンドハイまでの自社ブランド製品を積極的に展開している。

これまでのZTEというと、iPhoneライクなデザインを採用したローエンドモデルといった印象が強い。また、提供の仕方も他社へのOEMが多いメーカーだ。昨年は、gooスマホとしてg01からg05まで、5種類の格安スマホをgooブランドで展開している。

しかし、ここにきて、ZTEは、脱iPhone似やOEMだけでなく、自社ブランド化の強化にも舵を切ってきたようだ。

当然、ターゲットは先行する格安SIMフリースマホのメーカーと製品だ。
ただでさえ、コスパの高い既存の格安SIMフリースマホに、たいして、さらにコスパを上げる戦いを仕掛けているようだ。
消費者としては、さらにお買い得なスマホが安く買えるようになることは好ましいかぎだろう。

■ミドルハイからミドルローまで、高いコスパモデルが特徴
ZTEの独自ブランドでの展開の特徴は、他社の格安スマホと比べても高いコストパフォーマンスを実現しているところだ。

●指紋・虹彩・生体認証可能な高性能モデルAXON mini
AXON miniは、3つの生態認証を搭載し、5.2インチながら5インチなみの小型薄型を実現したモデルだ。
プロセッサはミドルハイクラスのSnapdragon615搭載。メモリーは3GB、ストレージ32GBと、性能面からみても、4万円以上はしてもおかしくないスペックだ。
それでいて、実売価格は4万円を切るという高いコストパフォーマンスを誇る。

現在人気の2〜3万円台の格安スマホに比べて、動作速度や機能、メモリー、本体の質感など1ランク上の瀬能と満足度を実現する。


指紋・虹彩・生体認証可能な高性能モデル AXON mini


また、現在のスマホの課題は「セキュリティ」である。個人情報がびっしり詰まったスマホは持ち歩く金庫ともいえる。
このセキュリティ面でもAXON minには、大きな優位点がある。
盗難や紛失時にセキュリティ効果のあるのが指紋認証などの生体認証機能だ。
しかし、これまで生体認証に対応するモデルは、高価格帯の製品に限られてきた。
ZTEのAXON minは、格安SIMフリースマホでも、生体認証をサポートしている点が大きな特徴なのだ。


背面のセンサーで指紋認証をサポートするAXON mini


CPU:Qualcomm Snapdragon615(MSM8939 1.5GHz オクタコア)
OS:Android 5.1
メモリー:RAM:3GB/ROM:32GB
外部メモリー:microSDカード(最大128GB)
      スロット2をnanoSIMと排他利用
ディスプレイ:5.2インチ 1080×1920ドット(フルHD)

カメラ:リア1300万画素、フロント800万画素

通信方式:FDD-LTE: 2100MHz(B1)/1800MHz(B3)/800MHz(B19)
     HSPA/WCDMA: 2100MHz(B1)/800MHz(B6)/800MHz(B19)
     GSM: 1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz
無線LAN:IEEE 802.11 b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth:version 4.1
SIMカード(タイプ):nanoSIM
バッテリー: 2,800mAh
連続待受時間:約450時間(WCDMA)
連続通話時間:約20時間(WCDMA)
サイズ(W×D×H):約70×7.9×143.5mm
重さ: 約132g
カラー:イオンゴールド、クロームシルバー

●5.5インチ大画面で3万を切るZTE Blade V580
ZTE Blade V580は、5.5インチでフルHDの大画面ながら3万円を切るモデルだ。
さらにバッテリー容量は3,000mAhと大容量化されている。
これまでの3万円以下モデルの主流は5インチモデルが中心だったが、いよいよ3万円以下で5.5インチモデルも手に入るというわけだ。


5.5インチ大画面で3万を切るZTE Blade V580


CPU:64bit 1.3GHzオクタコア (MT6753)
OS;Android 5.1
メモリー:RAM:2GB/ROM:16GB
ディスプレイ; 5.5インチ 1080×1920ドット(フルHD)
カメラ:リア1300万画素、フロント500万画素
通信方式:FDD-LTE: 2100MHz(B1)/1800MHz(B3)/900MHz(B8)/800MHz(B19)
     HSPA/WCDMA: 2100MHz(B1)/800MHz(B6)/900MHz(B8)/800MHz(B19)
     GSM: 1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz
無線LAN:IEEE 802.11 b/g/n
Bluetooth:version 4.0
SIMカード(タイプ):nanoSIM
バッテリー:3000mAh
連続待受時間 約600時間
連続通話時間 約30時間
サイズ: 約77.2×8.6×155.3mm
重さ;約165g
カラー:シルバー、グレー