誰かの幼少期役からメインキャラクターへ…心の内に芽生えた変化



――俳優面では、今回の映画でコメディ初挑戦でしたね。多部未華子さんが演じる節子との掛け合いなど、笑いを伝える演技はいかがでしたか?

初めての経験が多くて難しかったですね。撮影前に水田監督の映画『謝罪の王様』を拝見したんです。翼はアホなタイプの役なので、そういうタイプの役は誰かいるかな? と思いながら見ていたら、岡田将生くんが演じてる沼田役がドンピシャで(笑)。

――能天気なタイプのアホですよね(笑)。岡田さんの役を参考に?

表情でアホっぽさを出すところなどは、勉強させてもらいました。そうしたら水田監督に現場で「岡田くん演じる沼田に似てるな」って言われて(笑)。ただ、一方で翼はアホなだけでなく、ちゃんと考えてもいる。その真面目さとアホさ加減のギャップを芝居の中で見せられるようにと意識していました。



――実はちゃんと人生について考えていて…というのは、映画に出てくるすべての世代、人々にも言えることですね。特に北村さんの世代は「いまどきの若者は…」とか「ゆとり・さとり世代」などと揶揄されることもあるかと…。

大人から見たら「何考えてるんだ?」と思われるかもしれないですが、僕自身、自分たちの世代に対してすごい“可能性”を感じています。10代だから、そう言えるのかもしれませんが…(笑)。

――映画の中の翼たちは、可能性にあふれていて本当にキラキラと輝いていますね。

実際、同じように夢を追ってる友達も周りにいっぱいいるし、いいか悪いかはともかく、真面目な世代だと思いますね(笑)。この映画を僕と同じ世代が見て、夢を追おうって思ってくれる人がいたら、僕の役目としては100点満点かなと思います。




――俳優としてはこれまで、池松壮亮さん(『DIVE!!』)、岡田将生さん(『重力ピエロ』)、松本潤さん(『陽だまりの彼女』)など、錚々たる面々の幼少期を演じてきましたが、近年、メインキャラクターとして求められることが増えてきました。

そこは自分の中ではすごく大きな変化ですね。誰かの幼少期を演じるときは、無心であまり考えずにやっていたんですが、最近は、貪欲に役に向き合うようになってきたと思います。

――そもそも、それだけ幼少期役を演じるというのは、若いうちからポテンシャルを認められているからこそだと思います。いま、さらに周囲の期待は高まっていますが…。

少なからず、周囲の期待があることは感じていますし、それだけ求められることはありがたいことだと受け止めています。言葉にすると簡単ですが、期待に応えたい。いま、社会人としての一歩目を踏み出す時期に差し掛かって、僕なりに周囲の期待に沿えるように頑張っていけたらと思っています。



――俳優として、今後の目標は?

憧れといいますか、大好きな俳優さんは小栗旬さんです。ただ、大きな目標や夢を掲げるというよりは、純粋に芝居がしたいという思いが強いですね。自分の中の可能性、引き出しを信じているので、いろんな役を通じて、さらに幅を広げていけたらと思っています!

音楽も芝居も、根本にある思いは同じ



――現在、18歳。芸能界デビューは小学3年生の9歳なので、もう10年近くこの世界で活動されてるんですね。

いまとなっては、この世界にいるのが自分の中での“日常”になっていて、だからこそ、芝居や音楽に対してより深く考えられるようになっているのかなと思います。以前は緊張もしたし、がむしゃらに力みすぎて、空回りすることもあったんですけど(苦笑)。

――ご自身でも変化を感じられているんですね?

ごく最近ですね。高校2年生くらいになって、進路が視野に入ってきて、大学に行くのか? 学業と両立できるのか?とか考えるようになって。DISH//として武道館ライブを成功させて、俳優としてもいろんな役をいただけるようになり「あぁ、オレはこの道で生きていきたいんだ」と決断しました。




――多部さんが北村さんについて「10代と思えない」と仰っていたのも納得です。冷静に状況を見て、選択肢を並べて、取るべきものを選び取っているという感じですね。

割と、冷静なタイプかなとは思いますね(笑)。いや、ここまでがむしゃらにやってきたからこそ、ふと「あ、芝居って楽しい」とか「音楽っていいな」と思えたときに立ち止まって「これをやろう」って選べたのかな?

――俳優とミュージシャンという2つの違うジャンルの仕事について、北村さん自身はどういうスタンス、距離感で臨んでいるんでしょうか?

僕の中ではまったく違うものだとは考えていなくて、「ものを作っていく」、「お客さんに届ける」という意味で、根本は一緒ですね。今回のような形は理想のマッチングでしたが、普段から共存して前に進んでいる状態ですね。

――お忙しい日々が続いているかと思いますが、仕事以外の部分での趣味や息抜きなどはありますか?

僕、カメラが好きで、それもフィルムのNikonのカメラを持っていて、撮った写真をInstagramにアップしてます。日常で感じたことを言葉にして写真に添えて、それを見てファンの方が返事を返してくださったりして、そのやり取りはすごく楽しいですね。

――写真を介するだけで、コミュニケーションの質がまた変わってきますね。

そうなんです。文章だけのやり取りとも違ってきて、感じることがいろいろあって面白いです。この写真、オレはこんなふうに思ったけど、みんなはこう感じるんだ? とか新たな発見がありますね。



【プロフィール】
北村匠海(きたむら・たくみ)/1997年11月3日生まれ。東京都出身。B型。2008年に『DIVE!!』にて映画初出演。『太陽と海の教室』(フジテレビ)でドラマ初出演を果たし、その後も『鈴木先生』(テレビ東京)、NHKの大河ドラマ『平清盛』など、話題作に出演。2011年にはダンスロックバンドDISH//(ディッシュ)のメンバーとなり、ギターボーカルを担当。2015年1月には単独武道館公演を行なった。2016年は『セーラー服と機関銃 –卒業-』、『あやしい彼女』に加え、『ディストラクション・ベイビーズ』の公開も控える。

【Twitter】@DISH_member
【instagram】@takumi1103dish
【ブログ】http://ameblo.jp/sd-dish/

■映画『あやしい彼女』
公式サイト:http://ayakano.jp/

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・当選者発表日/2016年4月4日(月)
・当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
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