「シンプソンズ」第26シーズンより
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 長寿テレビアニメコメディー「シンプソンズ」の2000年3月に米放送されたエピソードで、ドナルド・トランプが大統領になることを予見していたことが話題となっている。

 このエピソードが製作されたのは、トランプ氏のリアリティー番組「The Apprentice」が始まる4年も前。第11シーズンの第17話「リサ大統領のホワイトハウス」という回だ。

 シンプソン家の長男バートが謎の占い師に30年後の未来の姿を見せてもらい、2030年の世界でバートは一文無しのミュージシャン、妹リサは女性初のアメリカ大統領になっている。大統領執務室でアメリカの国家予算について話をしているリサは、「トランプ前大統領のせいでかなり厳しい財政状態に陥っています」と言っているのだ。

 脚本家のダン・グリーニーが The Hollywood Reporter に語ったところによると、これはアメリカへの警告だったという。「(トランプが大統領になっていることが)アメリカがどん底に落ちる前のもっともな終着点だと考えたんです。おかしくなっていくアメリカにふさわしいアイデアとして提案された設定でした」とのこと。バートの未来があまりにも暗いものだったため、放送当時はファンの評価が低かったエピソードらしいが、ここにきて劇中のセリフのおかげで話題になっていることはうれしいそうだ。(澤田理沙)