『ハウス・オブ・カード 野望の階段』

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アメリカではストリーミング・ビデオ・サービスの普及にともない、お気に入りのドラマのエピソードをまとめて視聴する「Binge Watching(イッキ見)」という視聴スタイルが、一般視聴者の間にすっかり定着したようだ。コンサルティング会社Deloitteが実施した調査の結果を、米Hollywood Reporterが伝えた。

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同社が毎年行っている「Digital Democracy Survey」は、今回、2015年11月5日から19日にかけて、全米消費者2205人を対象に実施された。

その結果によると、アメリカの消費者の70%はTVのイッキ見をしており、視聴者の31%は毎週イッキ見しているという。また、一度にイッキ見する話数は平均5話とのこと。ほかにも、次のような結果が明らかになっている。

・アメリカ人の46%は、Netflix、Hulu、Amazon Primeなどのストリーミング・ビデオ・サービスに加入しており、そのうち、ミレニアル世代(アメリカで1980年代から2000年代初頭に生まれた若者たち)のうち、14〜25歳の層は、TV放送よりもストリーミング・ビデオに割く時間の方が多い。

・全消費者の半数以上、そしてミレニアル世代の75%は、映画やTVを少なくともストリーミングで毎月視聴し、イッキ見をする視聴者の53%は、TVドラマを見ることにしている。

・ミレニアル世代のうち、26〜32歳は平均3つのストリーミング・ビデオに加入している。また、14〜25歳は有料のTVチャンネルよりもストリーミング・ビデオ・サービスの方に価値を見出している。

・消費者の90%以上は、TV視聴の間もマルチタスクをしている。ミレニアル世代は、TV視聴のほかに、平均4種類の活動(主にインターネット、ソーシャル・ネットワーク、携帯メール)をしているという。

以上の結果を踏まえ、メディア&エンターテイメントのコンサルティングリーダーを務めるケヴィン・ウェスコットは、「絶えず活動し、ネットに常時接続している消費者は、コンテンツの消費文化に変化をもたらし、企業による消費者とのつながりや関わり方にも根本的な影響を与えています」と述べている。(海外ドラマNAVI)

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