ワガママ女子の願望がここに! たくさんの肉総菜と安うまワインのあるお店

肉とワイン、といえば所謂“洋なお店”を思い浮かべる人がほとんど。しかし、我々は訴えたい。もっと気軽に、大衆居酒屋のような雰囲気で楽しめる店はないのかと。

そんな願望を満たすのが、独自の進化を遂げたワイン居酒屋たる業態。全方向型な6軒がコチラ。



ワインはヴァンナチュールのみでボトル約40種類。グラスは赤白各4種、泡1種¥700〜

左.山形産ラム肉とクミン炒め¥1,100はたっぷりのパクチーと。「ファニーサーブル・ルージュ13」グラス¥950、ボトル¥5,800と一緒に 右. 店主が「汁もの好き」で煮物は基本つゆだく。牛すじと下仁田葱のすきやき卵とじ¥980
味よし、センスよし、雰囲気よし。居酒屋感覚で通える美食店『ワインと日本酒 大槻』

以前はいわゆる、がぶ飲みワインのバルを営んでいた店主の大槻さん。「ビールやレモンサワーみたいに、ヴァンナチュールや燗酒も日常的に呑んでもらいたい」と、酒を厳選しメニューも一新。

豪州牛やラム肉のステーキなどのガッツリ肉をはじめ、パクチーやしょっつるなど和洋エスニックの要素も織り交ぜた、既存の食と酒のマリアージュに捉われない「うまい料理」と「うまい酒」がいただける。

酒器や食器にもセンスが溢れ、感度の高い女子も気に入ること請け合いだ。




グリ・ド・カンパーニュ¥680などワインに合うメニューも用意

左.SHACK餃子¥390(3P)。酢醤油で食べるポーク100%の餃子には、余韻にアンズのような風味を感じるチリのシャルドネを合わせて 右. ふたりなら1階のカウンター、グループ利用は2階がおすすめ
新感覚の餃子バルがブームを巻き起こす!『GYOZA SHACK』

餃子が肉料理かと聞かれたら、正直なところ答えは「微妙」である。だが、餡の存在感が際立つ『GYOZA SHACK』の餃子は、まぎれもない“肉料理”。

濃厚な肉の旨みがジュワッと弾ける粗びきビーフの餃子やゴルゴンゾーラとチキンを合わせたゴルチキ、スパイスを利かせたラムクミン餃子は豊富にそろうナチュラルワインとの相性もバッチリ。

唎酒師の資格も持つオーナーソムリエの狩野高光さんにおすすめのワインをたずねて、めくるめくマリアージュを堪能しよう。




本格的な味ながらリーズナブルで、ワイン好きの女性客も多い

左.必ず頼みたい店主自慢の煮物。やわらか豚舌大根味玉煮¥880 右.焼りんご&フォアグラのパルメザンチーズ焼¥1,280、白で一番人気のマコン・ヴィラージュ¥4,500
壁一面の品札が食欲をそそる新宿三丁目のワイン酒場『ばくらいワインダイニング』

料理とワインが豊富で美味しく、たくさん食べて飲んでも懐に優しい。そんな桃源郷が、新宿三丁目の片隅にある。大衆酒場を思わせる、賑やかな壁一面の品札。その料理たちがこれまた魅力的なのである。

肉料理は牛豚鶏から鴨、羊まで、ステーキやグラタン、煮もの、揚げ物なんでもござれ。酒場の定番料理にフォアグラやトリュフがしれっと紛れ込み、ワイン好きを喜ばせるラインアップに心は沸き、腹が減る。

メニューの数々は、「自分が今食べたいものが色濃く反映された本気の気まぐれ料理」と店主。ソムリエが選定するワインは、常時、赤白約50種類、泡約10種類、価格はボトル¥3,800〜と申し分なし!



入口の大きな提灯が目印!

中目の人気店のほか、富ヶ谷の注目の新店もいち早くご紹介!



メゾネット風の天井が高く開放的な店内。お洒落な雰囲気と心地いいワイガヤ感で女子率が高いのも頷ける

左.ルクルーゼで燻した岩中豚スペアリブの燻製¥1,690。ワインは自然派を中心に赤白泡約25種類。写真はシャトー ド ゴール リムー ブラン¥5,200 右.自家製!鴨の生ハムとチョリソー盛り¥690
庶民派価格でビストロの味わい ネオ居酒屋ここにあり!『和 BISTRO gg』

洋の素材を和風に、はたまたその逆も。斬新かつユニークな料理で目と舌を愉しませてくれる和ビストロ。とりあえずのおつまみだけでも20種以上あり、¥490〜¥690という安さ。

バケツ盛りフライドチキン、熟成豚のステーキ、鶏つくねの蓮根はさみ揚げなどなど、種類豊富な肉料理のほかに魚や野菜を使った創作料理が目白押し。仕上げは、からすみたっぷりの手打ち蕎麦でぜひ〆を。

ワインはボトル¥2,900〜、グラス¥590〜とお手頃ながら、安かろう“旨かろう”な銘柄がそろう。




キッチンの活気が心地良いカウンターのほかにソファ席も

左.合鴨 ひのき ワイルドライス(写真の料理は¥5,800のコースの一例)。ひのきで燻製した鴨肉。鶏の出汁で炊いたワイルドライスと一緒に 右. 馬肉 牡蠣。海と山の風味を融合
通うほどに愛着が増すやすらぎの食空間『PATH』

個性派店が続々とオープンしている代々木エリアでフードコンシャスな人々の注目を集めている『PATH』。

朝は自然光が差し込む空間でゆったりとモーニングを、夜は落ち着いた雰囲気のなか、食材にフォーカスを当てたビストロ料理とナチュラルワインを楽しむことができると評判。

原 太一シェフのセンスが光るコースのほかに低温で火入れをした牛ロースや鶏白レバーのパテといったアラカルトメニューも用意。“体によいものを自然に取り入れる”感覚が心地良い。



自家製ハムとクミン¥780。アラカルトも多数


リード・ヴォーと焼きリンゴのサラダ仕立て¥780やコンフィしたフライドチキン¥500などオリジナリティが光る肉メニューが盛りだくさん

左.馬肉とビーツのユッケ風¥880にはミネラル感のあるロゼがぴったり 右.半個室も人気
肉自慢のフレンチ酒場は日常使いにぴったり!『フレンチ酒場 nanoru namonai』

フランスではおなじみの“ギャンゲット(歌って踊れる酒場)”をテーマにした店がオープン。

ひとりでも訪れやすいアットホームな雰囲気も魅力だが『nanoru namonai』の本領は、肉好きの心を躍らせる料理とお値打ちワインの充実度にある。

3種から7種まで選べる肉の盛り合わせは、焼きたてを1種ずつサーブするというスタイル。ワインのおともにC・F・C(コンフィ・フライドチキン)、たっぷり飲んだ〆にはリゾットビーフストロガノフと、毎日通いたくなるお楽しみが満載だ。