「虹蛇と眠る女」の一場面 (C)2014 SCREEN AUSTRALIA, SCREEN NSW AND PARKER PICTURES HOLDING PTY LTD

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 ニコール・キッドマンが25年ぶりに母国オーストラリア映画に主演した「虹蛇と眠る女」の本編映像の一部が公開された。

 新鋭女性監督キム・ファラントがメガホンをとった本作は、砂漠地帯の小さな町に引っ越してきた一家の子どもたちが失踪した事件に、先住民族アボリジニの間で語り継がれる“虹蛇の伝説”が絡み合った、神秘的な心理サスペンス。脚本にほれ込んだキッドマンは、ヌードシーンも辞さずわが子の失踪に立ち向かうヒロインを体当たりで演じた。

 映像は、行方不明となった我が子を案じる母キャサリンを演じるキッドマンが、精神的に追いつめられ、衝動的な行動に出た場面を切り取った。キャサリンは自らの服と下着を脱ぎ、娘の服に着替え、自分自身が娘になったかのように振る舞う。そして、訪ねてきた娘のボーイフレンドを部屋に招き入れて誘惑する。

 娘を愛する一方で、一人の女として若く美しい我が子に嫉妬を感じていた母親の二面性を、キッドマンが狂気をはらんだ演技で巧みに表現しており、「これは剥き出しの感情を描く作品なので、どこまで出してよいかという判断が必要でした」と撮影時を振り返っている。

 「虹蛇と眠る女」は、2月27日から「ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。