SIAの楽曲提供は日本映画史上初

写真拡大

 生田斗真が主演を務める大友啓史監督の最新作「秘密 THE TOP SECRET」の主題歌に、世界的な人気を誇る歌手・SIAの「アライヴ」が起用されていることがわかった。SIAの楽曲が主題歌として提供されるのは、日本映画史上初となる。

 楽曲のみならず、顔を一切公表しないプロモーションが大きな話題を呼び、ミュージックビデオが24億回以上再生された“顔なきポップスター”SIA。2014年にリリースされたアルバム「1000 フォームズ・オブ・フィアー」は、世界72カ国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得し、全米チャートでも自身初の1位に輝いた。15年の第57回グラミー賞では、主要2部門を含む4部門にノミネートされていた。

 ソングライターとしても才能を発揮。リアーナ、ビヨンセ、ブリトニー・スピアーズ、ケイティ・ペリーら錚々たる面々の楽曲を手がけ、現代ポップス界最大のヒットメーカーと称されている。「秘密 THE TOP SECRET」主題歌となる「アライヴ」は、「007 スカイフォール」で第85回米アカデミー賞の主題歌賞を戴冠した英歌手・アデルと共作。ミュージックビデオに日本の天才空手少女・高野万優ちゃんが出演していることでも話題を集めた。

 SIAの歌声やポリシーに惚れこんだ大友監督と新垣弘隆プロデューサーがラブコールを送り、約3カ月間にわたる交渉を経て楽曲提供が実現。大友監督は「匿名性の中に純粋な普遍をあぶり出し、世界を驚がくさせているSIAのパフォーマンスは、人間の心の奥底を直接照射するパワーに充ちあふれている」と語り、「主題歌として迎え入れられたことは奇跡というしかない」と大興奮のコメントを寄せる。新垣プロデューサーも、「(交渉は)難航を極め何度も諦めかけましたが、この思いを伝えたく最後の手段として手紙を送りました」と振り返り、「映画完成直前に届いた朗報はまさに奇跡の瞬間。SIAそして共作者のアデルに深く感謝します」と明かしている。

 映画は、清水玲子氏の同名ミステリ漫画を「るろうに剣心」シリーズの大友監督のメガホンで実写化。科学警察研究所法医学第九研究室(通称「第九」)が、死者の脳から過去の記憶を映像化できるMRIスキャナーを駆使し、迷宮入りした猟奇事件の捜査に挑む。岡田将生、栗山千明、織田梨沙、大森南朋、松坂桃李、リリー・フランキー、椎名桔平、大倉孝二、木南晴夏、平山祐介らが出演する。8月6日から全国で公開。