第88回アカデミー賞は2月28日(現地時間)に開催 写真:AP/アフロ

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 アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、受賞スピーチのルールを変更すると、TIME誌が報じた。名前の羅列をなくし、感動的なスピーチを増やす試みだ。

 アカデミー賞といえば米映画界の最高の栄誉とされるが、近年、そのスピーチがつまらなくなったとの批判がある。オスカー像を受け取った受賞者があらかじめ用意したメモを取り出し、映画の関係者や自分の代理人、マネージャーなど、視聴者に馴染みのない名前を羅列するパターンが多いためだ。

 今年のアカデミー賞授賞式のプロデューサーを務めるデビッド・ヒルとレジナルド・ハドリンは、新たな対策を打ち出した。アカデミー賞にノミネートされた人には、あらかじめ感謝したい人物の名前を羅列したリストを提出する。そして、もし当日、その人物が受賞した場合は、リストに書かれた名前がそのままテロップとして画面に表示される仕組みだ。プロデューサー側としては45秒間のスピーチ時間を有効に活用させたいが、受賞した当人としては世話になった人たちを無視すると、のちの仕事に差し支える。そんなジレンマを解消するための妙案で、効果が出るか注目だ。

 第88回アカデミー賞授賞式は2月28日(現地時間)に行われる。