ウィルシャー、3月のCLバルサ戦で復帰目指す…約10カ月ぶりの出場へ

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 アーセナルに所属するイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、3月16日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのバルセロナ戦での復帰を目指していることがわかった。20日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在24歳のウィルシャーは、昨年8月1日の練習中に左足を負傷。全治は6〜8週間と予想されていたが、治療過程が遅れていることから同9月に手術を受けて長期離脱が続いている。

 20日に行われたFAカップ5回戦のハル・シティ戦後の会見で、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督はウィルシャーについて、「あと3〜4週間離れることになるが、カンプ・ノウではプレーできるだろう」と、3月16日のCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグでの復帰を示唆した。実現すれば、約10カ月ぶりの公式戦出場となる。

 ハル・シティ戦の前にイギリスメディア『BT Sport』のインタビューに応じたウィルシャーは「プレミアリーグはどんどん早くなってきている。僕は年老いたわけではないが、19歳の時とは違う。少し時間がかかりすぎているね」と、復帰までに時間が経過しすぎていることを認めた。

 続けて、「だけど、僕は練習したりランニングをしたりしている。復帰できることを望んでいるよ。僕はサッカー選手としてタフなんだ」と、復帰が近づいていることを強調した。