LiLiCoも真顔で心配するKABA.ちゃん「性別適合手術」の難しさ

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 男性から女性への戸籍変更を目指し、去勢手術を受け、ホルモン治療や鼻の整形手術などを行っているのがタレントのKABA.ちゃんだ。昨年は、性別適合手術を受ける際に必要な“2名の医師の署名が必要な診断書”も発行され、着々と目的に向かって進んでいる。

 そんなKABA.ちゃんが、2月15日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に“3度の整形披露”として生出演。3月30日に“タイで性別適合手術(造膣)と声帯手術を受ける”と明かし、声帯手術によって「声も今より1オクターブくらい上がる」とにこやかに話した。

 そんななか、気になる場面があった。まだ整形したい部分があることを明かしながら「女性らしくなってる?」と、出演者に問いかけるKABA.ちゃんに、ゲストコメンテーターのLiLiCoが真顔で「KABA.ちゃん、もういいって。大丈夫だって」と、コメントしたのだ。

 これに応えるかのように、整形については「決してやりすぎにはならないようにしてる」とも語ったKABA.ちゃんだったが、LiLiCoは「あんまりいじらない方がいいって。友達として言う、もうやめな」と真剣に意見するのだった。

 ネット上でも「LiLiCo正論」「そんなにいじって身体大丈夫なの?」と、体を気遣う意見が散見された。

 医療ジャーナリストも「LiLiCoさんの不安はわかる」と言ってこう続ける。

「女性になる手術を受けるということは、体にかなりの負担をかけます。造膣手術と声帯手術も受けるとなれば、KABA.ちゃんの46歳という年齢を考えても相当のダメージになる。場合によっては命に関わる恐れもあります」

 心身も戸籍も“女になりたい”と思う気持ちはわかるが、LiLiCoの声をKABA.ちゃんはどんな気持ちで聞いたのだろうか?

(李井杏子)