中国メディア・無界新聞は7日、「結婚を急かさなければ、韓国も日本も消滅してしまう」と題した記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)  

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 中国メディア・無界新聞は7日、「結婚を急かさなければ、韓国も日本も消滅してしまう」と題した記事を掲載した。

 記事は、日本と韓国両方で初婚年齢が遅くなっており、その影響によってかつては中国同様自分の娘や息子に「早く結婚を」と急かせていた両国の親が口うるさくなくなってしまったと伝えた。

 韓国では2014年の平均初婚年齢が男性32.4歳、女性29.8歳と10年前に比べて2.3歳遅くなっており、出生率も1.187と非常に低いことから、このままいけば700年後には韓国が地球から消滅するとの予測が出ていることを紹介した。女性の第1子出産平均年齢が30.4歳、出生率も1.42である日本の状況も同様であるとした。

 この状況に対して、結婚を急かさなくなった親の代わりに両国の政府が焦りを見せ、結婚を急かす施策を講じていると紹介。日本では14年、政府が結婚相手探しや出産を奨励するために30億円を予算から捻出、地方自治体による青年のお見合い活動が活発になってきていると伝えた。また、韓国でも独身者に対し所得に応じて通常より多い税金を課す施策が「独身税」として議論を呼び、抗議の声も出たと紹介した。しかし、その効果については「今のところ、両国政府による『急かしぶり』は中国の親に比べるとまだまだである」としている。

 中国の親による、子どもの結婚への「世話焼き」は有名だ。各地で毎週のように開かれる「お見合い大会」では、本人ではなく親が熱心になってわが子に合うお相手を探す光景をよく見かける。とはいえ、本人がその気にならなければせっかく親が熱心になっても良い縁談にはならない。中国も一人っ子政策の影響によって晩婚、少子の傾向がある。「二人っ子政策」への緩和には出生率の増加も期しているようだが、結婚や出産をしやすくする社会的なサポートも欠かせない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)