打ち合わせを行うショーン・ペンと
ピエール・モレル監督(写真上) (C)2015 PRONE GUNMAN AIE - NOSTROMO
PICTURES SL -PRONE GUNMAN LIMITED

写真拡大

 「96時間」(2008)のピエール・モレル監督が、オスカー俳優ショーン・ペンとタッグを組んだアクション映画「ザ・ガンマン」について語った。

 映画は、かつてコンゴ民主共和国で官僚暗殺作戦に参加した特殊部隊隊員ジム(ペン)が、数年後突如として何者かに命を狙われ、黒幕を突き止めようと奮闘するさまを描く。ペンが本格アクションに初挑戦したことでも話題の作品だが、モレル監督は「96時間」のリーアム・ニーソンに続き、演技派のベテラン俳優をアクション映画に起用する理由として「アクション映画には思慮深い登場人物が欠けていることがよくあるけど、ショーンのように過去の出演作が本当に興味深い作品ばかりの俳優は、キャスティングした段階でストーリーにたちまち厚みが増すんだ」と解説する。

 重要視するのはアクションのみならず、物語の強度であるとこだわりを語ったモレル監督は、熟練俳優たちに託すことで、キャラクターにも深みが加わると続ける。「リーアム・ニーソンが『96時間』でそうだったように、彼ほど力量のある俳優がこのジャンルを手がける決意をすると、彼らは自分のやり方でリアルさを追求する。役柄をどこまでも突き詰めようとするし、僕はそれを後押しする(立場なんだ)」。本作においてもペンの徹底した役作りにはうならされたそうで「ショーンはプリプロダクション(撮影前の準備)段階から撮影期間中まで毎日何時間もトレーニングして、役柄にさらなる激しさをプラスしたんだよ」と仕事ぶりを称えた。

 「ザ・ガンマン」は「007 スカイフォール」(12)のハビエル・バルデム、「パシフィック・リム」(13)のイドリス・エルバ、「ブリッジ・オブ・スパイ」(15)で第88回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマーク・ライランス、「X-ミッション」(15)の公開が待たれるレイ・ウィンストンらが脇を固める。2月6日から全国公開。