作品賞にノミネートされた「恋人たち」 (C)松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ

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 アジア全域版のアカデミー賞とも言われる第10回アジア・フィルム・アワード(AFA)の各ノミネートが2月3日に発表され、日本からは作品賞候補として橋口亮輔監督の「恋人たち」が選出された。その他、「海街diary」の是枝裕和監督が監督賞、綾瀬はるかが主演女優賞などにノミネートされ、15部門18ノミネートとなった(他国との共同製作作品は作品賞のみカウント)。

 AFAはアジア映画を対象とした映画賞で、2007年から開催。14年からは、東京国際映画祭、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携して、その年のアジアの映画人を表彰し、スポットライトを当てることで、アジア映画ファンの創出や世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っている。

 10回目を迎える本年度は、アジア32カ国・地域、約1600本の映画が対象となり、日本からは作品賞に「恋人たち」、仏中と合作の「山河ノスタルジア」がノミネート。その他、監督賞に是枝監督、主演男優賞に永瀬正敏(「あん」)、主演女優賞に綾瀬(「海街diary」)、助演男優賞に浅野忠信(「岸辺の旅」)、助演女優賞に土屋アンナ(「GONIN サーガ」)、上野樹里(「ビューティー・インサイド」)、新人賞に藤野涼子(「ソロモンの偽証」)らがノミネートされている。

 審査員長を香港の巨匠ジョニー・トーが務め、香港の人気俳優ラウ・チンワン、中国の女優ガオ・ユアンユアンをはじめ、国際映画祭のプログラマーや批評家、業界関係者など15人が各賞を選考。受賞結果は3月17日、マカオのザ・ヴェネチアン・マカオで開催される授賞式で発表される。

 主な部門のノミネートは以下の通り。

▽作品賞
「山河ノスタルジア」(フランス、日本、中国)
「黒衣の刺客」(香港、中国、台湾 )
「Bajirao Mastani」(インド)
「恋人たち」(日本)
「Mr. Six」(中国)
「ベテラン」(韓国)

▽監督賞
ジャ・ジャンクー「山河ノスタルジア」
ホウ・シャオシェン「黒衣の刺客」
是枝裕和「海街diary」
グァン・フー「Mr. Six」
リュ・スンワン「ベテラン」

▽主演男優賞
ドニー・イェン「Ip Man 3」
永瀬正敏「あん」
フォン・シャオガン「Mr. Six」
イ・ビョンホン「インサイダーズ 内部者たち」
ジョン・アルシラ「Heneral Luna」

▽主演女優賞
チャオ・タオ「山河ノスタルジア」
スー・チー「黒衣の刺客」
綾瀬はるか「海街diary」
キム・ヘス「コインロッカーの女」
カリーナ・ラム「百日草」

▽助演男優賞
チャン・ジン「Ip Man 3」
バイ・ジー「Port Of Call」
浅野忠信「岸辺の旅」
オ・ダルス「Assassination」
チェン・レンシュオ「酔生夢死」

▽助演女優賞
チョウ・ユン「黒衣の刺客」
土屋アンナ「GONIN サーガ」
チェリー・ガン「The Ghouls」
上野樹里「ビューティー・インサイド」
パク・ソダム「The Priests」