アンジーが監督第2作「不屈の男」を語る (c)2014 UNIVERSAL STUDIOS

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 監督第2作「不屈の男 アンブロークン」で不屈の米空軍パイロット、ルイ・ザンペリーニさんの半生を描いたアンジェリーナ・ジョリーが、映画化への熱意や故人との思い出を語ったインタビュー映像が公開された。

 オリンピック選手として栄光をつかんだザンペリーニさんが、第2次世界大戦時に爆撃機の墜落で47日間も海を漂流した末に日本軍の捕虜となり、収容所での過酷な日々を不屈の精神で耐え抜いていく姿を描いたドラマ。ローラ・ヒレンブランド氏のノンフィクション「Unbroken:A World War II Story of Survival, Resilience, and Redemption」をもとに、人間個人の尊厳を描出する。

 映像では、ジョリー監督が原作を読み「私の中で火がついた」と映画化を熱望し、実現に向け尽力したことを述懐。自宅からザンペリーニさんの家が見えるほど近所に住んでいたため、スタジオから製作のゴーサインが出たら「旗で合図すると約束していた」と言い、実際に決定した時には「すぐブラッド(・ピット)に電話して、旗を揚げてと頼んだわ」と打ち明ける。

 ザンペリーニさんの人柄を尋ねられたジョリー監督は、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながら「素晴らしい人だった」と断言する。準備段階から様々な相談をしていたと言い、「全部の編集が終わった時は入院していたから、まだ音楽も入ってない映像をパソコンに入れてベットの上で再生し、彼に見せてあげたの。その時の目の輝きを思い出すわ。彼はもう97歳だった。この世との別れが近づいた時に自分の人生を振り返っているように見えたわ」と思いを馳せた。

 映画では、ジャック・オコンネルが主演を務め、“サムライギタリスト”として知られるミュージシャンのMIYAVIほかドーナル・グリーソン、ギャレット・ヘドランド、フィン・ウィットロックが共演している。ジョエル&イーサン・コーエン兄弟(脚本)や、名撮影監督ロジャー・ディーキンスが名を連ね、第87回アカデミー賞では撮影賞、録音賞、音響編集賞にノミネートされた。2月6日から東京・シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。