近年、急速に普及するコンシューマー向けのドローンによって、空からドローンが落下する事故が続発し、地上の安全が脅かされています。そのため、ルールを破って飛行する無法者ドローンを排除する必要性が叫ばれており、いろいろな手が考案されていますが、ドローンを撃ち落とすことはかえって危険を招くため、取り締まりは困難を極める状況にあります。そんな中、オランダの警察がドローンを空中で捕獲するのにワシを利用した鷹狩りならぬワシ狩り作戦をテスト中です。

Wereldprimeur: politie zet roofvogels in om drones uit te schakelen | politie.nl

https://www.politie.nl/nieuws/2016/januari/31/wereldprimeur-politie-zet-roofvogels-in-om-drones-uit-te-schakelen.html

Dutch Police Training Eagles to Take Down Drones - IEEE Spectrum

http://spectrum.ieee.org/automaton/robotics/aerial-robots/dutch-police-training-eagles-to-take-down-drones

ワシが見事にドローンを捕らえる様子は以下のムービーで確認できます。

Politie zet roofvogels in om vijandige drones uit de lucht te halen - YouTube

空中でホバリングするドローン。



近年、コンシューマー向けドローンの急速な普及によって、予想外のトラブルなどで落下してくる危険性が増しています。



世界中のどこの空でも空のルールに違反するドローンへの対策が急務となっています。



オランダの警察がドローン取締りに選んだのは、ワシ。



放たれたワシはドローンに向かって一直線。



ドローンの上から爪を立てて……



ドローンを空中で見事にキャッチ。



獲物を捕らえて悠然と飛んでいきます。



ドローンを奪い去ったワシは建物の隅に着地。



ドローンを捕獲するワシは、人や物から離れた安全な場所に、ドローンを運ぶように訓練されています。



オランダの警察は、鷹狩り(ワシ狩り)を支援する団体と協力して、ドローンを空から安全に排除する訓練を行っています。



DJIのPhantomシリーズクラスのクアッドコプターであれば、ワシはいとも簡単にキャッチすることができる模様。



法整備が追いつく間もないほど急速に普及したドローンは、建物やポールに激突したり急なトラブルなどによって、墜落する事故が多発しており、安全性を確保するために緊急的にドローンを排除する必要性が高まっているとのこと。



ドローンを撃ち落とせば落下する場所にいる人の安全性が脅かされるということで、何とか安全にドローンを捕獲する手はないかと考えたところ、ワシが選ばれたわけです。



このサイズのワシであれば一般的なコンシューマー向けドローンを安全に捕獲できるとのこと。



単に捕獲するだけでなく、安全な場所にドローンを移動させる必要性から、訓練に適したワシが選ばれているようです。



大型のドローンに対しては、プロペラでワシが傷つけられることもあるため、オランダの警察は、動物の専門家とも綿密に協力しながら、ドローンを狩るワシの訓練を続けているとのこと。今後、数カ月の間に、ドローンを捕獲する手段としてワシを採用するかどうかを決定する予定です。