2020年までに都営地下鉄の駅間Wi-Fiが利用可能に! 今回のWi-Fi整備で「誰が」「何が」便利になる?

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ここ数年で、地下鉄でも地上と同じようにスマホやケータイが利用できるようになった。
各ケータイキャリアの取り組みにより、駅間でも3G通信やLTE通信が利用できるようになったためだ。

最近では、「地下鉄=圏外」のイメージも無くなってきている。

さらに今月からは、Wi-Fi地下鉄の駅間で使えるように整備されるという。

●地下鉄の駅間でのWi-Fi利用で、なにが変わる?
現在でも、Wi-Fiが利用できる地下鉄の駅構内やホームは多い。
しかし、電車が動き始めて、駅間にさしかかるとWi-Fiは途切れてしまうのが常識だ。

それは、駅間ではWi-Fiの整備がされていないためだ。
一方、モバイルデータ通信は、駅間でも利用できる。
現時点でも、3G通信やLTE通信が利用できるので、不便だと感じる人は少ないかもしれない。

しかし、地下鉄の駅間でもWi-Fiが使えるようになれば、利便性がますます向上するのだ。
・タブレットやパソコンなどのWi-Fi専用モデルでも連続してインターネットが利用できる
・映像や音楽の視聴など、モバイル通信量を気にしなくていい(通信制限に影響しない)
・海外からの旅行者もSIMや通信契約なしでインターネットを利用できる
・ケータイキャリアの契約に関係なく使える

といった具合に、まさに走るWi-Fiスポット状態となるのだ。

特に、
・現在ガラケーを使っている人
・格安SIMを利用している人

・月のデータ量が少ないパケット定額サービスを契約している人
には、大きな恩恵となるだろう。
利用は無料で、1回は180分だ。1日何回でも利用できる。

まさに、誰でも平等に使える通信サービス、これが地下鉄の駅間Wi-Fiなのだ。

●最初は2月5日スタート
それでは、大変便利な地下鉄の駅間Wi-Fiはいつから使えるのだろうか。
「もう使えるの?」
「すぐ使えるようになるの?」
と、思われがちだが、家庭でWi-Fiルーターを設置するのとは異なり、そう簡単ではない。

プレスリリースによると、
2016年2月5日(金)都営浅草線の1編成でサービス開始
となっている。
つまり、今年の2月に第1号がスタートする。
その後、順次増やして、
2016年2月〜2020年3月
「浅草線」から導入し、各路線に順次サービスを拡大する。
となっている。

導入予定順序は、
「浅草線(27編成)」⇒「大江戸線(55編成)」⇒「三田線(37編成)」⇒「新宿線(28編成)」
※編成数は2016年1月26日現在
という順番だ。

つまり、この対策は、2020年3月ということからも、2020年の東京オリンピックに向け、海外からの渡航者が利用できるようにする前提での整備であることがわかる。
しかし、当然、国内在住の我々も利用できるので、地下鉄の駅間Wi-Fiをありがたく使わせてもらおう。

地下鉄の駅間Wi-Fiが整備された車両には、専用ステッカーが貼られる予定とのこと。
ステッカーを見かけたら、「お、Wi-Fi使えるな」と思っておこう。

ニュースリリース|東京都交通局
布施 繁樹