[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2016年1月8日放送で「ふるさと納税7年連続0円の町」について取り上げていました。

好きな自治体に寄付をしてお礼にその町の特産品などがもらえる"ふるさと納税"がどんどん過熱しています。2014年度・総務省調べのふるさと納税受入額ランキングの第一位は長崎県平戸市でなんと14億6259万円。さらに、2015年から控除を受けられる寄付の上限額が2倍になったので、今年度上半期(2015年4月〜9月)の受入額はその前の年度のおよそ3.9倍になっています!

大阪府泉佐野市では今年度(2015年4月〜12月末)で昨年度を大きく上回り、すでに10億円を超えるふるさと納税を受けているのだそう。寄付額は全国で1000億円に達すると見込まれていて、これまで行っていなかった自治体ももはや無視できない規模に成長しているのです!

と、ここまでは"甘〜い話"ばかりでしたが、そのしわ寄せが「ふるさと納税をされていない自治体」に......。

「ふるさと納税」想定外の盛り上がりに出遅れた市が

大阪府内の受入額ランキングを見てみると、なんと"0円"の町が......。それが「高槻市」です。しかも、ふるさと納税制度が始まってから7年、1件も寄付が行われていないのです。というのもそもそもふるさと納税の制度を導入しておらずお礼の品も用意していなかったから。

画像はイメージです(Kouki Kuriyamaさん撮影、Flickrより)

実は市の内部でもこれを問題視し、制度から8年目にしてようやく重い腰を上げました。高槻の地元の地酒や、地元のお店の方々が協力して出したお菓子など、この1月からついにお礼の品の提供を開始したのです。名産品のトマトや寒天、高槻市のキャラクター「はにたん」のグッズなどがラインナップされています。

では、なぜ今までお礼の品を用意していなかったのでしょう?市の担当者によると、「そういった取り組み自体がそもそもお礼の品がなくても寄付をいただけるものと思っていて、ふるさと納税がこれだけ全国的に大きくなるとは考えていなかった」そうです。

"遅ればせながら"ふるさと納税に参入した高槻市。制度開始から1週間で60万円のふるさと納税があり、上々の滑り出しのようですよ。(ライター:ツカダ)