舞台挨拶に立った座長の綾瀬はるか、
共演の三浦春馬、水川あさみ

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 女優の綾瀬はるか主演するTBSの連続ドラマ「わたしを離さないで」の特別試写会が1月11日、都内のホールで行われた。綾瀬は共演の三浦春馬、水川あさみとともに舞台挨拶。「設定が複雑で残酷な運命と向き合っていかなければならないけれど、それは人を愛することだったり友情といった普遍的なことで、皆に共感してもらえると思う」と自信のほどをうかがわせた。

 英国のブッカー賞受賞作家カズオ・イシグロ氏の同名ミステリーを、日本で初めてドラマ化。2010年にはキャリー・マリガン主演で映画化もされており、綾瀬は撮影前に英国のイシグロ氏を訪ね「映画やドラマは、小説を書いている中で見落としていた闇にスポットを当てて、新しい扉を開いてくれているようだ。自分の思ったことを、自信を持って自由にやって」と激励されたという。

 世間から隔絶された養護施設で、ある教育を施され大人になった幼なじみ3人がたどる数奇な人生を描く。優等生タイプの恭子を演じる綾瀬は、「それゆえに自分の思いをどこか我慢してしまうような女性で、いかに生きる希望を見つけるかを感じてもらえたら。何となく自分と似ているところはあると思う」と話した。

三浦と水川は、現場での綾瀬のマイペースぶりを強調。「人に迷惑がかからないマイペース。撮影時間が押してバタバタしていても、はるかちゃんが来ると和むんです」(水川)、「そのマイペースが現場で良い方向で作用している。何か不具合が生じても、その根源になっている人に“頑張って”と声をかけている」(三浦)と称えられ、綾瀬も照れることしきりだ。

 制作サイドも「座長として現場を引っ張っている」と高い評価。だが、当の本人は「そんな気持ちはなかったです。子役から始まっているし、全くなかったですね」と正直な気持ちを吐露し、やはりマイペースだった。

 「わたしを離さないで」は1月15日スタートで、毎週金曜午後10時から放送(初回は15分拡大)される。