運命線がまっすぐの人、曲がってる人「新・牡丹と薔薇」26話

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「新・牡丹と薔薇」(東海テレビ、フジテレビ 毎週 月〜金 ひる1時25分〜)1月8日(金)第26話「姉に近づく2人の男!!」より 原作・脚本:中島丈博 演出:藤木靖之


手相占い


1月7日の朝ドラで、辻占煎餅が出てきたら、8日の昼ドラでは、手相占いが登場。占いつながりです。
富貴子(黛英里佳)のように、運命線(掌の中心を手首から中指に向かってのびた線)がまっすぐのびてる人は、はっきりとした目標をもって自力で運をつかめるタイプ。
美輪子(逢沢りな)のように、ぐじゃぐじゃで、親指のほうに曲がっている人は、家族に支えられて自立できないタイプ、だそうです。
ちなみに、超出世する人は、手相が中指までぐっと伸びていると聞いたことがあります。

手相見ているとき、美輪子の手首を切った跡を見て固まる富貴子。以前、はじめてネイルをする時にも、気づいてはっとしていました。美輪子には深い深い心の傷があるんですね。

依存が異常


ぐじゃぐじゃ美輪子はすっかり、まっすぐ富貴子に依存中。
度が過ぎるまでに富貴子をぼたん化しようとして、「ぼたん」と呼びはじめます。
やっぱり精神バランスがおかしいようです。
そして、富貴子に新たな男友達・清塚雅弘(中山卓也)ができたら、またまた嫉妬して、代わりに瀬尾綱輝(片岡信和)を押しつけようとします。瀬尾なら許すのかー。別にぼたんは彼のことが好きだったわけではないのにねえ。

地獄に仏なのか


クリスマスイブ、モナリザの絵がいやに主張し過ぎのバーで、清塚と富貴子は旧交をあたためます。
「ビビるでしょう。外国人とセックスした女って日本の男性はどん引きっていうひとが多いわね」とあけすけに語る富貴子。いなくなった皮製品職人はどん引かなかった希有な人だったのでしょうか。
清塚「幕末の開国以来の外国人コンプレックスじゃないか。日本人のほうが強いと思うのにね」
富貴子「なんの話。ははは。いやねえ、こんな話してるんじゃ私たちムードが出ないわね」
さばさばしていいムードのふたり。
「地獄に仏感がある」という清塚。いやあ、逆でしょう、今後、地獄でしょう、たぶん。
まずは、せっかく富貴子にプレゼントした和菓子(なぜ、イブに和菓子!)を美輪子にぐじゃぐじゃにされてしまいました。
清塚もいい人そうなのに、先が思いやられます。
(木俣冬)