「シェル・コレクター」メインビジュアル (C)2016 Shell Collector LLC(USA)、『シェル・コレクター』製作委員会

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 リリー・フランキーが15年ぶりに単独主演を果たした日米合作映画「シェル・コレクター」が、1月27日から開催される第45回ロッテルダム国際映画祭Bright Future部門に正式出品されることが決定した。監督デビュー作「美代子阿佐ヶ谷気分」(2009)が第39回同映画祭タイガーアワードコンペ部門に出品され、高い評価を受けた坪田義史監督がメガホンをとった。

 米作家アンソニー・ドーアのデビュー作で、O・ヘンリー賞ほか多数の文学賞を受賞した同名短編集(新潮社刊)を映画化。妻子と離れて沖縄の孤島で暮らす盲目の貝類学者が、島に流れ着いた女性画家・いづみの奇病を貝毒で完治させる。これを知った人々が貝毒による治療を求めて島に殺到し、学者の静かな生活が狂い始める。

 坪田監督は、「新作『シェル・コレクター』を日本の公開に先駆けてワールドプレミア上映出来る事を大変嬉しく思っています。ロッテルダム映画祭は、前作『美代子阿佐ヶ谷気分』で招待されていてご縁を感じます」と喜びを語る。さらに、「アメリカの原作小説を日本に置き換えて脚色したこの映画は、リリー・フランキーさんはじめ日本を代表する名優の皆さんが彩ってくれました。海外の皆さんがどのように反応するか楽しみです」と期待を寄せた。

 「シェル・コレクター」は、リリーのほか寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛らが共演。2月27日から、東京・テアトル新宿、沖縄・桜坂劇場ほか全国で公開。