等身大の男女の複雑な恋愛を描く

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 韓国の5人組アイドルグループ「NU’EST」のレンが日本映画デビューを飾った「知らない、ふたり」が1月9日、東京・新宿武蔵野館で公開され、青柳文子、木南晴夏、韓英恵、芹澤興人、今泉力哉監督が舞台挨拶に立った。

 本作は、レン、ミンヒョン、JR(ジェイアール)ら3人の「NU’EST」メンバーが出演した。3人との共演シーンが多かったという韓は、「みんなすごく個性的。なおかつ、1人1人の個性が生きていた」と述懐。さらに、「監督のアドバイスを120%消化していた。そのひたむきな様子から学ぶことがたくさんあった」と役者としての姿勢を称賛した。

 一方、「こっぴどい猫」「サッドティー」などで等身大の男女の複雑な恋愛を描き、“新世代の恋愛映画監督”と謳われる今泉監督は、本作にレンら「NU’EST」のメンバーが出演することが決定した当初、「アイドル映画を作った方がいいのかなと思っていた」と不安があったと明かす。だが、「プロデューサーからアイドル映画のようにしなくていいと言っていただいたので、いつも自分がやっているように作れた」と満足げに語った。

 本作の魅力を問われると、キャスト陣は「今回も不思議な今泉節が流れていた」(青柳)、「監督の持っているテンポすごく好き(芹澤)」と絶賛。今泉監督は照れくさそうに聞いていたが、表情を引き締めると「今回は韓国の方とやるということで“言葉に頼らない”というのが新しいチャレンジだった」と本作に込めた思いを明かした。

 映画は、人との接点を避けている靴職人のキム・レオンと同僚の女性・小風秋子を中心に7人の男女の恋模様を描く。