現地4日、ラファエル・ベニテス前監督を解任すると共にジネディーヌ・ジダン新監督を誕生させたレアル・マドリード。フットボール界の話題を独占したこの指揮官交代劇について、両者とはかつて因縁があった元イタリア代表のマルコ・マテラッツィ氏が母国紙『Gazzetta dello Sport』とのインタビューでコメントを残した。

ベニテス監督は、2010年夏にマテラッツィ氏が在籍したインテルの指揮官に就任したものの、チームの成績不振やクラブ内での人間関係が原因となりわずか半年で退任した経緯がある。これまでもベニテス監督を批判してきたマテラッツィ氏だが、今回の解任劇も当然との見方を示している。

「ベニテスの解任は予想していた通りだよ。ほんの数日読み違えただけだ。世界最高の指揮官になれる可能性を手にしても、選手との間に良いハーモニーがなければ不可能だ。チームの中で大きな影響力を持つ選手との関係を重視せず、出場機会の少ない選手のフォローもしなければ、難しい時期を乗り切ることはできない。とりわけ、サポーターが1ー0の勝利では満足しないR・マドリードのようなクラブでは、物事を上手く進めるのはいっそう難しいだろう。たとえ会長の後ろ盾があったとしても、それだけでは不十分だ」

「だが、彼が変わることはないだろう。いつも同じ問題を抱えているのがその証拠だね。R・マドリードではクリスティアーノ・ロナウドと良好な関係を築く代わりに、ベイルを重用した。これは僕からすれば既に観た映画のようだね。彼はインテルでの初日も、4人いた選手のうちサネッティ、カンビアッソ、コルドバとは話をしたが、キヴーとはひとことも言葉を交わさなかった。言葉の壁というのは、情けない言い訳に過ぎない」

マテラッツィ氏は一方、2006年のワールドカップ・ドイツ大会決勝での“頭突き事件”の当事者同士であるジダン監督に対しては、厳しいながらも温かいエールを送っている。

「ジダンには強いカリスマがあるので、選手に大きな影響を与えられるだろう。しかし、彼にとってR・マドリードの指揮官は簡単な挑戦にはならないだろう。偉大な選手が監督として戻ってきた時は、わずか数試合で結果が求められるからね。とはいえ、自分は皮肉を言いたいのではなく、彼の幸運を願っている」

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