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2015年1月1日に放映されたフジテレビ系列『ワイドナショー』2時間スペシャルで、コメンテーターとして出演していた社会学者の古市憲寿氏が「ハーフは劣化するのが早い」と発言。タレントのウエンツ瑛士さんから「なんだよ!」と怒りのツッコミを入れられる場面があり、波紋が広がっています。

『ワイドナショー』SPでは、「2016年ブレイクする人」として指原莉乃さんがネットで話題になっているダレノカレ明美さんの姪っ子を紹介。その流れでハーフの人の幼少期の話になり、ウエンツ瑛士さんの子どもの頃の写真も放映されました。
その直後、古市氏が「ハーフってなんで劣化するのか早いんでしょうね」と発言。それに対してウエンツさんが「なんだよ!」と司会の制止を振りきって連呼。それに対して古市氏は「ウエンツさんのことじゃなく、一般的に劣化が早くないですか」と繰り返しました。
その後、指原さんが「劣化ってモノに対する言葉のような感じがしますよね」と冷静に発言。ウエンツさんも身体的な変化について笑いを交えてトークをはじめ、その場は収まりました。

しかし、古市氏の発言についてはハーフに対する差別として問題視する声がネットで噴出。
本田由紀東京大学教授は『Twitter』で、

「劣化」してるのはそう発言した人なんじゃないのか

とコメント。

同じく東京大学大学院情報学環教授の北田暁大氏は、本田氏の発言を受けて

人間に対して使ってはいけません。

とツイートし、「ハーフ」という言葉についても「表現自体が躊躇われる言葉」と指摘。「劣化」という発言についても厳しく追求し、

いずれにせよ、日本語圏で最も名前の知られた「社会学者」が発言主ということで、社会学者の一人としてあえて書かせて頂きました。社会学はこうした語やカテゴリーの意味連関に拘泥することにその特徴のひとつがあると考えるからです。発言者には社会学者としての説明を強く求めます。

と結んでいます。

新年早々、物議をかもすことになった古市氏の発言。対照的に、指原さんのコメントについて賞賛したツイートも多く見られますが、テレビに多く出演している“社会学者”がネット的な用語である「劣化」という言葉を使うこと自体についても、その見識が問われることになりそうです。

※画像は『ワイドナショー』ホームページより
http://www.fujitv.co.jp/widna-show/ [リンク]