31日、大さん橋ホールで行われた「ニッポン・ファイト」において、魔裟斗と山本“KID”徳郁がスタンディング特別ルール3分3ラウンドで対戦した。

2009年の大晦日をもって現役引退した魔裟斗と、現在はアメリカUFCで戦うKID。2004年の大晦日「K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!」で対戦した両者の再戦は、TBS『KYOKUGEN2015』内で中継された。「出たとこ勝負」と語っていたKIDは長袖のラッシュガードで。魔裟斗は上半身裸&キックパンツで試合に臨んでいる。

1ラウンド。サウスポーのKIDとオーソドックスに構える魔裟斗が対峙すると、魔裟斗がジャブからミドル、KIDはサイドキックを見せた。じわりと距離を詰めていく魔裟斗に、その周囲をまわるKIDはローから左ハイを放って場内を沸かせたが、魔裟斗も何発か強烈なローを返した。

2ラウンド。魔裟斗が先制のローを放つと、互いのパンチが交錯。魔裟斗はスーパーマンパンチをヒットさせると、KIDは笑みを浮かべたが、すぐさまKIDをコーナーに追い詰めた魔裟斗はパンチのコンビネーション。さらにハイからローを蹴った魔裟斗はワンツーからの左フックでKIDからダウンを奪った。

最終ラウンド。手数で上回る魔裟斗は、再びKIDをコーナーに詰めるとパンチを連打で叩き込み、KIDの前進にパンチを合わせると再びパンチでラッシュ。KIDも“大丈夫”とアピールするも、魔裟斗の優勢は変わらず。残り20秒、KIDはハイキックを見せると、魔裟斗のパンチを寸前でかわし盛り上げたが、ここで試合は終了。魔裟斗は両腕を突き上げ、一方のKIDは宙返り。その後、両者は抱き合って健闘を称えた。判定の結果、3-0で勝者は魔裟斗に。試合後は「純粋に嬉しい。今日の日のために半年間やってきた。1回だけのアレなんで、もうリングに上がることはないと思う。子供に勝った姿を見せれて嬉しい」という魔裟斗だが、KIDが「魔裟斗君、また10年後」と呼び掛けると、魔裟斗は「10年後はキッズ対決がいいんじゃない?女の子同士で」と嬉しそうに語った。