小沢仁志と哀川翔

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 俳優の小沢仁志と哀川翔が共演する映画「CONFLICT(コンフリクト) 最大の抗争」のロケが12月27日、都内で行われ、クライマックスの殺陣のシーンが取材陣に公開された。

 これまで何度も“対決”している2人だが、同作では小沢が日本最大のやくざ組織の若頭、哀川はその組織を脱退しアウトローたちを率いて対立するという役どころ。刀を使った殺陣では、簡単な打ち合わせをしただけで、テストを経ずにいきなりの本番でカットを重ねていく。哀川が左手に装着したかぎづめを見た小沢が「翔さんがそれ着けていると、大好きなクワガタみたい」と茶々を入れると、哀川も「おまえ、何言ってんの。おかしいでしょ」とやり返すなど、まさにあうんの呼吸を見せた。

 同作は製作会社オールインエンタテインメントの設立20周年作品で、任侠もののビデオ映画を支えてきた本宮泰風、赤井英和、白竜、的場浩司らオールスターが豪華共演。最近はやくざの組長や幹部役が多くなり、アクションができないことに不満を漏らしていた小沢は、「アクションをやらないで、座っているだけの役は老ける。今回は日々ストレス発散しているよ」と満足げだ。

 哀川も、「互いのいいところも悪いところも分かっているし、50歳を超えていい戦いができている。今までいろんなシリーズをやってきた皆が集まったから、面白いものができるんじゃないかな」と手応えを感じている様子。そして、「20周年はお祭りだし、小沢を筆頭にこれだけの役者が集まることはない。ひとつの歴史として、気持ち良く参加しているよ」と座長を立てた。

 撮影は佳境を迎えているが、小沢はクリスマスも撮影だったことが納得いかない様子で、「俺は、クリスマスは大事にしているんだよ。イルミネーションの中を手をつないで歩いて、道のど真ん中でキスしたかったんだから」とぶ然とした表情。すると、哀川がすかさず「なんで? 何言ってんだよ」とツッコむ絶妙の掛け合いを披露していた。

 「CONFLICT(コンフリクト) 最大の抗争」は、日本最大のやくざ組織傘下の組長が惨殺されたことをきっかけに、その真相を探ることになった若頭(小沢)と組織を脱退した元若頭補佐(哀川)と対立。さらに、マフィア、政治家、警察をも巻き込んだ抗争へと発展していく。来年初夏に公開予定。