「スター・ウォーズ フォースの覚醒」 (C)2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

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 12月第3週の全米ボックスオフィス。今年最大の話題作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が公開され、週末3日間では史上最高のオープニング興収となる約2億4800万ドルを叩き出し、見事首位デビューを飾った。

 これまでの作品がすべて夏公開(メモリアル・デイ近辺)だった「スター・ウォーズ」シリーズだが、今回の「フォースの覚醒」では初の冬興行に。オープニング成績は、今年6月に公開された「ジュラシック・ワールド」(約2億880万ドル)の記録を約4000万ドル近く更新。全世界興収でも約5億2900万ドルを記録し、「ジュラシック・ワールド」の約5億2500万ドルを上回り、北米、全世界ともに新記録樹立となった。余談だが「ジュラシック・ワールド」のプロデューサー、フランク・マーシャルと「フォースの覚醒」のプロデューサー、キャスリーン・ケネディは夫婦なので、2015年は夫婦そろって世界を席巻するメガヒット作を産み出したことになる。

 シリーズとしては2005年の「エピソード3 シスの復讐」以来10年ぶり、またプリクエル(前日譚)ではない正統な続編としては、1983年公開の「エピソード6 ジェダイの復讐」以来、実に32年ぶりの新作となった今作。物語も「ジェダイの復讐」の30年後の世界が描かれており、ルーク・スカイウォーカー、レイア姫、ハン・ソロらに続く次の世代の若者たちを中心とした戦いが描かれる。多くの批評家から好意的なレビューが寄せられており、興行・批評ともに幸先のいいスタートを切ったと言えるだろう。メガホンをとったのはJ・J・エイブラムス。脚本はエイブラムスに「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」のローレンス・カスダン、そして「トイ・ストーリー3」のマイケル・アーント。出演はハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ、オスカー・アイザック、アダム・ドライバー、ドーナル・グリーソン、マックス・フォン・シドーら。

 2位と3位は、ともに新作の「Alvin and the Chipmunks: The Road Chip」と「Sisters」に。前者はアニメ「アルビンとチップマンクス」の実写化「アルビン 歌うシマリス3兄弟」の続編でOP興収は約1400万ドル、後者はティナ・フェイ&エイミー・ポーラー主演のコメディでOP興収は約1300万ドル。「フォースの覚醒」のOP興収とは2億ドル以上離されたが、致し方無しか。

 クリスマスを迎える今週末は、ウィル・スミス主演のドラマ「コンカッション(原題)」、ジェニファー・ローレンス主演、デビッド・O・ラッセル監督の「ジョイ(原題)」、エドガー・ラミレス&ルーク・ブレイシー主演のアクション「X-ミッション」(1990年「ハート・ブルー」のリメイク)が拡大公開されるほか、クエンティン・タランティーノ監督の第8作「ヘイトフル・エイト」、レオナルド・ディカプリオ&トム・ハーディ主演のサバイバルドラマ「レヴェナント 蘇えりし者」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)が限定公開となる。