大阪でトークイベントに出席した橋本愛、竹内結子、中村義洋監督

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 小野不由美氏の小説を映画化した「残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋―」の公開記念ペシャルトークイベントが12月17日、大阪・なんばパークスで行われ、主演の竹内結子、橋本愛、中村義洋監督が登壇した。

 当日は気温2度という寒さにも関わらず、700人の観客が来場。トークショーでは、間近に迫ったクリスマスの話題盛り上がり、竹内が「プレゼントをめぐって兄弟でケンカして以降、竹内家にサンタさんは来なくなりました」と語ると、赤いマフラー姿が印象的な橋本も「1月12日が誕生日なのでプレゼントが一緒くたにされてしまい、あまりサンタさんに思い出がないですね(笑)」と、揃ってやや寂しいクリスマスの思い出を語った。

 映画は、小説家の「私」(竹内)のもとに、読者である女子大生の久保さん(橋本)から「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙が届いたことをきっかけに、好奇心から調査を始めた2人が、数十年の時を経た戦慄の真相にたどり着く様を描いたミステリーサスペンス。

 怖がりを自認する竹内は「ゾンビのようなスプラッターとかは大丈夫なんですけど(笑)。
じわじわくる日本人ならではという怖い話はからきしダメで、台本を読むのに1カ月かかりました」と、怖がりゆえの苦労を告白。「橋本愛ちゃんの役のことを男の子だと思っていたよね」と中村監督から突っ込まれ、「自分の絡んであるところだけチラッと読んで……(笑)。だから『久保さん』というキャラクターは男性の相棒だと思っていました(笑)」と弁解した。

 今年10月の東京国際映画祭で本作が上映され、その際の会見でも、怖くて試写を途中でギブアップしたことを告白していた竹内。中村監督から「『時計仕掛けのオレンジ』みたいに目を無理やり開けて見せるぞ」と言われて再度見直したといい、この日は「個々の登場人物が交わす何気ない会話の一言を後々まで覚えておくと、後半の怒とうの展開がより深く楽しめるという伏線が張られています」と、見どころをしっかりと解説。橋本も「人間の狂気だとかも描かれていて、ある種の人間性の悲劇なのかもしれないと思う。そういう意味で、ホラーが苦手な方も、人間ドラマとして楽しんでいただけると思いますので是非、来てください」とPRした。

 「残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋―」は2016年1月30日から全国で公開。