当時27歳の辰吉丈一郎 (C)日本映画投資合同会社

写真拡大

 元WBC世界バンタム級王者のプロボクサー・辰吉丈一郎の20年間にわたる足跡を追ったドキュメンタリー映画「ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年」が、2016年2月に劇場公開されることが決定した。2月20日から辰吉のホームグラウンドである大阪(シネ・リーブル梅田など)で先行上映され、同27日から東京・テアトル新宿ほか全国で封切られる。

 「BOXER JOE」を手がけた際に辰吉の生き様に魅せられた阪本順治監督(「どついたるねん」「顔」)が1995〜2014年、同じスタッフとともにインタビューと撮影を敢行し完成させた本作。海外にリングを求めていた25歳当時から、次男である辰吉寿以輝がプロテストに合格するまでの辰吉の姿をとらえ、ボクシングや家族に対する思いを映し出した。

 左目の網膜はく離を経験するなど、波乱万丈のボクシング人生を送ってきたが、45歳となった辰吉は今なお現役を貫き、不屈の闘志を燃やしている。第28回東京国際映画祭の「パノラマ部門」でワールドプレミア上映された際に、舞台挨拶に出席した辰吉は「あくまで現役で、チャンピオンに返り咲くことしか考えていない」と力強く語っていた。

 なお、12月19日には次男・寿以輝のプロデビュー第3戦が行われる。「ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年」は、辰吉と親交のある俳優・豊川悦司がナレーションを務めた。