親友の父親に恋する女子大生を描いたラブコメディ

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 CM、演劇、映画とジャンルの垣根を越えて活躍する山内ケンジ監督作の映画「友だちのパパが好き」が12月19日、東京・渋谷のユーロスペースで公開され、山内監督をはじめ出演した岸井ゆきの、安藤輪子、石橋けい、金子岳憲、前原瑞樹、宮崎吐夢が舞台挨拶に出席した。

 親友の父親に恋する女子大生の姿を描いたラブコメディ。大学生の箱崎妙子は、親友のマヤから「妙子の父親・箱崎恭介が好きになった」と告白される。その日を境に、マヤは恭介へのアタックを猛然と開始し、常識をかえりみないその行動が家族、愛人、先生とさまざまな人間を巻き込む騒動を引き起こす。

 2016年には「ピンクとグレー」「森山中教習所」の公開を控える岸井は、今作では娘・妙子役を務めた。自身の親友と関係を深めていく父親・恭介役の吹越満(この日は欠席)について、「この映画の現場では、吹越パパのことは許せなかったです!」と告白。共演も多いため、ふだんは仲が良いそうだが「『パパ嫌い!』という気持ちになっていたので、すごいにらんだりしました。そうしたら『俺は今、吹越だから怒らないでくれよ』と寂しい顔をされました」と明かしていた。

 一方で、恭介に猛アタックするマヤ役の安藤は、吹越とのキスシーンを振り返り「あんなに濃厚なのは初めてでした」と照れ笑いを浮かべ、「前日には吹越さんの画像をネットで検索して、たくさん見させていただきました」と語る。さらに、デビュー当時から吹越と縁の深い石橋は「その時は15歳とかで、吹越さんの背中にしがみついて遊んでいたりしました。幼い時から知っているので、まさか夫婦役をやらせていただくとは、感慨深い作品になりました」としみじみと話していた。

 また、ナオミ・キャンベルが出演したTBCグループのCM「ナオミに変わる日編」などを手がけたことで知られる山内監督。長編第2弾となった今作を「この映画は今年の1月に撮りまして、東京国際映画祭で上映し、今日からユーロスペースで公開することができました」と説明し、「皆さん、面白いと思ったらまた来てください。たくさんお客さんが入ると、僕の次の映画も公開することができるので、よろしくお願いします」とアピールを忘れなかった。