コッパ・イタリア5回戦が17日に行われ、サンプドリアと日本代表FW本田圭佑の所属するミランが対戦した。

 ミランは8月17日に行われた3回戦のペルージャ(セリエB)戦から大会に登場。今シーズン公式戦の初戦となった同試合は、本田の1ゴール1アシストで2−0の勝利を収めた。12月1日に行われた4回戦のクロトーネ(セリエB)戦では、延長戦の末に3−1で勝利。本田もフル出場を果たした。5回戦ではサンプドリアと対戦。今シーズンのセリエAでは11月28日に行われた第14節ですでに対戦し、ミランが4−1の快勝を挙げていた。本田はカップ戦2試合連続で先発出場していたが、今試合はベンチスタートとなった。

 試合は前半をスコアレスドローで折り返し、後半立ち上がりに動く。ミランは50分、カルロス・バッカからのスルーパスでエリア内右に抜け出したエムバイェ・ニアンが、フリーで右足を振り抜き、シュートをゴール左隅に決めた。追加点を狙うミランは62分、カウンターからバッカがエリア手前中央で右足シュートを放つが、エルヴィン・ズカノヴィッチにブロックされた。

 同点としたいサンプドリアだったが、64分に数的不利となる。イエローカードを受けたズカノヴィッチが、判定に不満を露わにすると、主審に暴言を吐いた模様で、すぐさま2枚目のイエローカードが提示されて退場処分となった。数的有利になったミランは70分、ニアンが右サイドからクロスを入れると、ファーサイドに走り上がったジャコモ・ボナヴェントゥーラが頭で合わせるが、枠を捉えられなかった。

 ミランは70分、アレッシオ・チェルチを下げて、本田を投入。本田は公式戦3試合ぶりの出場となった。ミランは76分、ボナヴェントゥーラに代えてアンドレア・ポーリを投入。サンプドリアも77分、ルイス・ムリエルに代えてアントニオ・カッサーノをピッチに送り出した。

 84分、ミランは本田がセンターライン付近で相手ボールをカット。カウンターから最後はエリア内左のニアンが鋭い折り返しを入れるが、ゴール前に飛び込んだバッカにはわずかに合わず、得点に繋がらない。後半アディショナルタイムの91分、サンプドリアはカッサーノがエリア手前右からミドルシュートを放つが、わずかに枠の左に外れた。

 すると同93分、ミランが試合を決定づけるゴールを奪う。本田が左サイドで粘り、相手DFを股抜きでかわして中央にパス。エリア内で受けたバッカが、切り返しでDFをかわしてシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。試合はこのままタムアップを迎え、ミランが2−0の勝利。ベスト8に駒を進めた。

【スコア】
サンプドリア 0−2 ミラン

【得点者】
0−1 50分 エムバイェ・ニアン(ミラン)
0−2 90+3分 カルロス・バッカ(ミラン)