件のリバプール戦で、ピュリス監督から指示を受けるマクリーン(左)と戦況を見つめるクロップ監督(右から2番目)

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 10月にリバプールの監督に就任して以降、ファンのハートをつかみ英国メディアからの受けもいいユルゲン・クロップ。ところが、そんな人気者に噛み付く選手が現れたようだ。先週末、リバプールの本拠アンフィールドから勝ち点1を持ち帰ったウェストブロミッチのジェイムス・マクリーンがその人。アイルランド代表MFの発言を『リバプール・エコー』紙が伝えている。

 後半アディショナルタイムに生まれたディボク・オリギのゴールでホームチームが引き分けに持ち込んだ一戦では、試合後に相手のトニー・ピュリス監督と握手を交わさなかったクロップの対応が話題となった。その理由について問われたドイツ人指揮官は「普段は握手をするよ、けれど今日はしなかった」と切り出した後、「ご覧の通り、穏やかな試合ではなかった。ピュリスの幸運を願っている」とコメント。試合終盤、相手MFクレイグ・ガードナーの激しいチャージによってDFデヤン・ロブレンが負傷交代を強いられており、明言こそ避けたものの「穏やかな試合ではなかった」との言葉には少なからず怒りが込められていたと思われる。

 このクロップの振る舞いに対し、マクリーンは「僕は彼を大いにリスペクトしているよ、ドルトムントでの仕事は素晴らしいものだったからね」と前置きした上で、「でも、正直に言って日曜日の試合での彼はちょっとバカだと思う。勝とうが負けようが引き分けようが、常に敬意を抱いていないとね」と言葉を濁さず答えたという。

 持ち味の鋭いドリブルとクロスだけでは飽き足らず、舌鋒の鋭さをも発揮してみせたマクリーンだが、バカ正直過ぎる発言がますます波紋を広げることにならなければいいが……。