ショーン・ペンとレオナルド・ディカプリオ

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第73回ゴールデン・グローブ賞で主要4部門にノミネートされている映画『レヴェナント:蘇えりし者』。本作でメガホンを取ったアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の作品『21グラム』に主演したショーン・ペンが、「『レヴェナント』は『地獄の黙示録』に並ぶ傑作だ」と語っている。米Varietyが報じた。

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『レヴェナント』は、実在のハンター、ヒュー・グラスをモデルにしたマイケル・パンクによる小説の映画化。熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったヒューが、彼を見捨てた腹心の友ジョン・フィッツジェラルドを追い詰めていく...というストーリーだ。

ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる前に本作を鑑賞したというショーンは、大きな感銘を受けたことを明かした。「批評家や業界関係者が視聴する前に観ることができたんだが、最高傑作だと思った。あれほど革新的な映画はしばらく観ていなかった。俳優が素晴らしいのに加えて、芸術家意識が高く大胆な監督が肝の据わったプロデューサーに支えられると何が起こるのかを目にできたのは、『地獄の黙示録』以来だったよ。観ている間中、そう感じられずにはいられなかった」と大絶賛している。

なお、本作で主役のヒューを演じているのはレオナルド・ディカプリオだが、今までに彼は映画の続編やリメイクに出演したことがない。その理由についてレオナルドは、「今までの出演作には、その作品が持つ独自のアートがあった。‟続編作品に出演する気はない"と言っているわけじゃないよ。『ゴッドファーザー』のような素晴らしい映画にだって続編はあるし、『ゴッドファーザー PART II』は最高だ。ただ、続編に出演できてないだけだよ」と、機会があれば続編に出る気があることをほのめかしている。

ショーンが大絶賛するレオナルド主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』は、2016年4月より全国公開予定。(海外ドラマNAVI)

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