シリア砂漠で見つかった地下牢(画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット)

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イラク北部にて「イスラム国(IS)」から悪魔の信仰として迫害を受けている少数派のヤジディ教徒。2014年8月にシンジャー地区から数百人のヤジディ教徒の女性や少女が誘拐された事件は記憶に新しい。男性や子供は殺害され、若い女性は捕虜となりIS戦闘員たちの性奴隷として売られていったが…。

英メディア『Sky News』などが伝えたところによると、シリア砂漠でヤジディ教徒の女性たちが監禁されていたと見られる地下牢が発見された。砂漠に小さな四角い穴がいくつも掘られ、マンホールのような蓋を閉めると中は光が入らず真っ暗だ。横になるのもやっとという狭い穴からは砂漠の砂が容赦なく入り込む。蓋が開けられるのは、IS戦闘員が女性を強姦する時。彼らは身近に女性を置くことで、気が向いた時にいつでも性奴隷として利用するという。

この一帯は米軍とクルド人部隊によって激しい爆撃を受け、現在はISの支配下に置かれていない。だが性奴隷となったヤジディ教徒の女性たちが、その後どうなったのかは不明だ。また残された穴の壁には、女性たちが以前の生活を思って描いたと見られる大きな家、車、家族、動物などといったいくつもの絵が残されていた。

シリアではISによって殺害された数百ものヤジディ教徒の遺体を埋めた穴が見つかっており、その1つシンジャー地区には40歳から80歳までの女性の遺体が80体ほど発見されている。性奴隷としては高齢で戦闘員が嫌うために殺害されたもようだ。ヤジディ教徒は非道なISによって絶滅の危機に瀕している。

※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)