3冠に輝いた「ユース」 写真提供:アマナイメージズ

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 ヨーロッパ映画アカデミー主催の第28回ヨーロッパ映画賞が発表され、イタリアのパオロ・ソレンティーノ監督作「ユース(原題)」(4月16日日本公開)が、ヨーロッパ最優秀作品に与えられるヨーロッパ作品賞と同監督賞、男優賞(マイケル・ケイン)の3部門を制した。

 「ユース(原題)」は、アルプスのふもとの高級リゾートホテルを舞台に、老境を迎えた元オーケストラの指揮者(マイケル・ケイン)と映画監督(ハーベイ・カイテル)という旧友同士を中心に、指揮者の娘(レイチェル・ワイズ)やホテルを訪れた俳優たちの人間模様を描いた。ポール・ダノ、ジェーン・フォンダらが共演。

 ソレンティーノ監督にとっては、2013年の「グレート・ビューティー 追憶のローマ」に次ぐヨーロッパ映画賞受賞となる。

 また、男優賞のケイン(イギリス出身)にはこの日、名誉賞も同時に贈られた。これまでに名誉賞を受賞したのは、ポルトガルの故マノエル・デ・オリベイラ監督と仏俳優ミシェル・ピッコリのふたりしかいない。

 主な受賞結果は以下の通り。

▽ヨーロッパ作品賞 「ユース(原題)」(イタリア・フランス・スイス・イギリス合作)
▽監督賞 パオロ・ソレンティーノ「ユース(原題)」
▽男優賞 マイケル・ケイン「ユース(原題)」
▽女優賞 シャーロット・ランプリング「45 Years」(イギリス)
▽名誉賞 マイケル・ケイン