火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描く『オデッセイ』/[c]2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

写真拡大

リドリー・スコット監督×マット・デイモン主演で、火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士の想像を絶する運命を描くサバイバル・アドベンチャー『オデッセイ』(16年2月5日公開)。先日発表された第73回ゴールデン・グローブ賞で、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(マット・デイモン/ミュージカル・コメディ部門)、監督賞(リドリー・スコット)の主要3部門にノミネートされた本作の特別映像が到着した。

【写真を見る】植物学などの科学的知識をフル稼働させ、火星で水や食料を作ろうと試みるワトニー/[c]2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

本作で描かれるのは、探査ミッション中に事故に遭い、火星に置き去りにされた男ワトニーの“サバイバル”。到着した映像では、水も無く、酸素もほとんど無く(空気成分0.13%)、通信手段も無く、食料は31日分。次の救助まで1400日、地球までの距離は225,300,000km…と、火星がいかに“生存不可能”な地であるかという過酷な現実を突きつけられる。

ところが、生き抜くことを誓ったワトニーは超ポジティブにチャレンジ精神を発揮。植物学などの科学的知識をフル稼働させ、火星で水や食料を作ろうと試みるのだ。本作は全米で2週連続1位を記録し、公開4、5週目にも1位に返り咲くという異例のヒットを飛ばしたが、観客を熱狂させた要因は、このワトニーのポジティブさと人間的魅力にある。マット・デイモンも脚本を一読して「緊迫した状況でも、ユーモアを失わずに落ち着いて対処できるところに惹かれる」と、ワトニーのキャラクターに感銘を受けたという。

今回のゴールデン・グローブ賞へのノミネートに対し、スコット監督は「この作品を選んでいただき、また、マット・デイモンの卓越した演技を温かく受け入れていただいたハリウッド外国人映画記者協会の皆さまに心からお礼を申し上げます。『オデッセイ』の製作は私のキャリアの中でも最高の経験の一つで、このように寛大な形で認めていただいた事は素晴らしい事であり、本当に感謝しています」と喜びを明かしている。

ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、リドリー・スコットが監督賞、マット・デイモンが主演男優賞、ドリュー・ゴダードが脚色賞を獲得し、一躍オスカーの有力候補に踊り出た本作。強豪犇めく賞レースをどのように賑わせてくれるのか?目が離せない。【Movie Walker】