“円満退社”するためには?「寿退社」をするときの注意点とポイント

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昔と違って今は結婚をしても働き続けている人が増えてきています。

一方で、職場に対する不満があったり、仕事のストレスと闘っていて、結婚を機に職場を離れる人もいるでしょう。

「結婚」を理由に退社するときは、色々と注意しなければいけないことがたくさんあります。「アルバイト」感覚で自由に辞められると思ったら大間違い!

そこで今回は「寿退社」をするときの注意点とポイントについてご紹介してまいります。

報告の時期はいつ頃がベスト?

結婚を機に退職する場合、一番頭を抱えるのが「報告する時期」。

当然、仕事を辞めるからには上司の了承を得なければいけませんが、人が足りていない状況で職場の皆がせかせかと働いている状況を目の当たりにすると、なかなか報告しづらくなってしまいますよね。

一般的に寿退社するときの報告は退社の3ヶ月前がベストといわれています。

しかし、職場の雰囲気や人間関係など、それぞれの事情によっては、ギリギリまで黙っておいた方がいい場合もあれば、できるだけ前倒しで報告しておくべきケースもあるでしょう。

大体「3ヶ月」を目安に、周囲の状況を確認しながら「今だ!」というベストなタイミングをみつけてみて!

くれぐれも会社全体が繁忙期のときに声をかけないように気をつけましょう。

退職願・退職届の違い

「退職願」と「退職届」は似ていますが全くの別物。

まず上司に寿退社の報告をして了承を得たら「退職願」を書きます。提出後、人事権のある部署に認められて、初めて「退職届」を作成します。

「退職願」は字のごとく、あくまでも“お願い”なので「ちょっと待った〜!」と取り下げることは可能です。

しかし「退職届」は一度、受理されるとその後の変更はききません。そのため、あまりにも早い段階で退職届を提出した場合、万が一、何らかの事情によって予定が変更になったときに自分自身が一番困ってしまうことになります。

「退職願」「退職届」の提出時期は慎重に考えていきましょう!

上司に報告するまでは誰にも言わない

上司に直接伝えるよりも前に他の人から寿退社するという話が流れてしまった場合、退社するまで上司とのコミュニケーションがとりづらくなってしまいます。

たとえ彼と相談して寿退社すると決まっても、正式に認められるまで、あるいは上司に報告し了承を得るまでは、たとえ普段から仲良くしている同僚にも決して報告してはいけません。

何気なくとった行動がチームワークを乱す可能性もあるので、寿退社をする際には、極力周りに迷惑をかけないように一社会人として配慮し、引継ぎも忘れないようにしましょう。

いかがでしたか?

忘れてはならないのが今抱えている仕事をちゃんと引き継ぐこと。

退社した後もスムーズに周りの人が業務に取り組めるように、退社日までにきちんと整理し、最後はスッキリさせてから職場を卒業しましょう。

最後の最後まで油断しないように、上司や同僚、先輩とコミュニケーションを図りながら円満退職を目指してくださいね!

出典元:“円満退社”するためには?「寿退社」をするときの注意点とポイント