神木隆之介、大ファンの新海誠監督作品に抜擢!

写真拡大

気鋭のアニメーション映画監督・新海誠の3年ぶりとなる劇場アニメーション『君の名は。』が2016年8月に公開されることが明らかとなった。主人公の声には演技派俳優の神木隆之介が抜擢され、12月10日に都内の東宝本社で行われた発表記者会見にて神木が「携われていることが信じられないくらいうれしい」と笑顔で喜びの声を語った。

【写真を見る】神木隆之介、笑顔で登場!新海誠監督アニメの聖地巡礼をしていたことも明らかに

この日の会見には、新海監督、声の出演を果たす上白石萌音、プロデューサの川村元気と川口典孝も出席。『君の名は。』は、田舎町に暮らす女子高校生・三葉と、彼女が夢で見た東京に暮らす男子高校生の瀧を主人公に、世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる“距離”のドラマを、唯一無二の映像美と圧倒的なスケールで描く恋と奇跡の物語だ。神木は「夢の中で出会う二人。すごく素敵な男女の恋が描かれていて、甘酸っぱいと思いました」と印象を吐露していた。

『秒速5センチメートル』(07)、『言の葉の庭』(13)など意欲的な作品を世に送り出し、ポスト宮崎駿、ポスト細田守とも称される新海監督。神木はもともと「新海監督作品の大ファンだった」とにっこり。宮崎監督、細田監督とも仕事を共にしたことがあるが、「新海監督の作品に出会ったときに、宮崎さん、細田さんの映画を観たときと同じような大きな衝撃を受けた」そうで、新海監督とのタッグについて「幸せものだな」と感無量の面持ちで語った。

新海監督の描く「空の色がすっごく美しくて」と熱弁して、新海監督を「マニアですね」と驚かせた神木。川村プロデューサーから「『言の葉の庭』を見て、(劇中に出てくる)新宿御苑に通いつめていたらしい」と聖地巡礼するほどのファンであることを暴露され、「あ、はい。してました」と照れ笑いをのぞかせる一幕もあった。

キャラクターデザインを務めるのは、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の田中将賀。また作画監督には、『もののけ姫』(97)『千と千尋の神隠し』(01)などの傑作を手掛けた安藤雅司を迎えるなど、日本最高峰のスタッフが集結した。川村プロデューサーは「新海監督のビジュアルセンスと、今までの日本のアニメーションの技術のすべてが融合された作品になると思う」ときっぱり。

新海監督は「憧れていた方々とご一緒できた。その方々の鉛筆の音、紙をめくる音を聞くだけでちょっと泣けてきてしまう。すごく幸せな現場だなと思っていると同時に、プレッシャーや緊張もある」ときりりと表情を引き締めた。「胸を張って、これが2010年代の日本を代表するアニメーションになるんだと、確信をもって作っています」と大舞台への意気込みを力強く語っていた。【取材・文/成田おり枝】