マンU、3位転落でCL敗退…マルシャル弾で先制も終盤に痛恨の失点

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 チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節が8日に行われ、ヴォルフスブルクとマンチェスター・Uが対戦した。

 混戦となっているグループB。首位のヴォルフスブルク(勝ち点9)は引き分け以上で突破が確定。敗戦でも、同日行われる試合で3位のPSV(7)が引き分け以下に終われば決勝トーナメントに進む。2位マンチェスター・U(8)は勝利すれば首位通過。引き分け以下で終わった場合、PSVが敗れなければ3位に転落することとなる。

 FWウェイン・ルーニーをケガで欠くマンチェスター・Uは、最前線にFWアントニー・マルシャル、トップ下にMFフアン・マタ、左にMFメンフィス・デパイ、右にはジェシー・リンガードが起用された。

 最初にチャンスを作ったのはヴォルフスブルク。開始3分、前線でロングボールを受けたマックス・クルーゼが頭ですらすと、アンドレ・シュールレがフリーでDFラインの裏に抜けだす。しかし、エリア内から右足ハーフボレーで狙ったシュートは枠の上に大きく外れた。

 すると10分、マンチェスター・Uがファーストチャンスで試合を動かす。敵陣中央でボールを持ったマタがスルーパスを送ると、エリア内左に抜け出したマルシャルがGKと1対1に。これを右足で冷静にゴール右隅に流し込み、先制に成功した。ところが直後の14分、相手陣内右寄りの位置でFKを得たヴォルフスブルクはリカルド・ロドリゲスがエリア内にクロスを供給すると後方からの難しいボールをナウドが右足でボレー。これがゴール右隅に決まって、試合はすぐに振り出しに戻る。

 追いついたヴォルフスブルクは29分、二度のサイドチェンジで相手を揺さぶると、右サイドでボールを受けたユリアン・ドラクスラーがクルーゼとのワンツーでエリア内に侵入。最後はドラクスラーからのラストパスをヴィエイリーニャが押し込み、逆転ゴールを奪った。

 ビハインドを背負ったマンチェスター・Uは43分にアクシデント。マッテオ・ダルミアンが負傷交代を強いられ、代わってボスニック・ジャクソンが投入された。その直後の45分、左サイドのリンガードがカットインからシュート性のクロスを送るとボールは誰にも触れずにそのままゴールネットを揺らす。ところがエリア内にいたマタがオフサイドポジションにいたとして、得点は認められなかった。試合はこのまま2−1で前半を折り返す。

 マンチェスター・Uは60分、右サイドからのクロスをマルアン・フェライニが頭で折り返すと、これに反応したマタが左足で狙う。さらにこぼれ球をデパイがボレーで詰めたがGKに阻まれた。続く62分には、左サイドで得たFKをサインプレーでリスタート。最後はエリア内左のリンガードがシュートを放ったが、DFにブロックされ得点には至らない。

 73分にはマンチェスター・Uがエリア手前左の好位置でFKのチャンス。キッカーのデパイが直接狙ったが、シュートはわずかに枠の右に逸れた。それでも82分、右からのCKにフェライニが合わせると、DFジョシア・ギラヴォギがヘディングでクリアを試みたが、これがオウンゴールとなり、スコアは2−2となる。

 しかし、ここから逆転を目指したいマンチェスター・Uだったが直後の84分、左CKにナウドがヘディングで合わせ、ヴォルフスブルクがすぐにリードを奪った。

 試合はこのまま3−2でヴォルフスブルクが勝利し、グループ首位通過が決定。敗れたマンチェスター・Uは勝ち点を加える事ができず、CSKAモスクワを下したPSVに抜かれて3位転落。グループステージ敗退が決まり、ヨーロッパリーグへ回ることとなった。

【スコア】
ヴォルフスブルク 3−2 マンチェスター・U

【得点者】
0−1 10分 アントニー・マルシャル(マンチェスター・U)
1−1 14分 ナウド(ヴォルフスブルク)
2−1 29分 ヴィエイリーニャ(ヴォルフスブルク)
2−2 82分 OG(ジョシア・ギラヴォギ)(マンチェスター・U)
2−3 84分 ナウド(ヴォルフスブルク)