ヒロインに大抜てきされた織田梨沙 (C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会

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 モデルとして活躍する織田梨沙が、生田斗真が主演を務める大友啓史監督の最新作「秘密 THE TOP SECRET」のヒロイン役として、銀幕デビューを果たしていることがわかった。

 現在20歳の織田は、2012年にモデルとしてキャリアをスタート。神秘的な顔立ちと凛とした眼差(まなざ)しが印象的で、これまでに様々な雑誌やコレクションに出演し注目を浴びてきた。そんな織田が演じるのは、家族を惨殺した罪で死刑執行された男の娘で、物語の鍵を握るミステリアスな少女・露口絹子。時に怪しく、時に美しく、生田演じる薪剛や捜査官たちを翻ろうする重要な役どころだ。

 度重なるオーディションで絹子役を勝ち取った織田は、「初めての事だらけだったし、個性たっぷりな絹子ちゃんを演じるのはとても難しくて、思い通りに出来ない自分にイライラしたり、不安ばかりでした。でも、自分なりに絹子目線で考え、感情を読み取れるように努力したのと、色々な方々にサポートしていただきながら頑張ったので、多くの人に見てもらえたら嬉しいです」と撮影を述懐。そして、「大友監督の演出は驚くことしかなくて、ずっと興奮していっぱい観察してました。あんな素晴らしい環境で演じる事が出来て幸せ者でした」と話している。

 大抜てきという英断を下した大友監督は、起用理由を「口惜しさ、もどかしさ、気恥ずかしさ、不安、そして演じる喜びと楽しさと。オーディションの時、心を震わせながらすべての感情をあからさまにし、目が離せない、忘れがたい魅力を発していたのは織田梨沙さんでした。彼女ならではの凛とした凶暴な佇まいと抜群の鮮度を武器に、現代社会に潜伏し、きっと存在しているであろう露口絹子という役の個性を手繰り寄せられるかもしれない、そう思いました」と明かす。そして撮影中、その予感は確信に変わったといい、「一瞬にして崩れ落ちそうな脆さと、その底にどっしりとある決して折れない強さと生命力。両者をはらんだ美しくスリリングな彼女の存在感は、多くの人に楽しんでいただける新鮮な魅力をこの作品に与えてくれていると思います」と絶賛した。

 清水玲子氏の同盟ミステリー漫画を大友監督のメガホンで実写映画化する今作は、エリートだけが集う科学警察研究所法医学第九研究室(通称「第九」)が、死者の脳から過去の記憶を映像化できるMRIスキャナーを駆使し、迷宮入りした猟奇事件の捜査に挑む。天才的頭脳の持ち主だが、心にトラウマを抱える第九の室長・薪を生田が演じるほか、岡田将生、栗山千明、大森南朋、松坂桃李、リリー・フランキー、椎名桔平、大倉孝二、木南晴夏、平山祐介らが出演する。

 「秘密 THE TOP SECRET」は、2016年8月に全国で公開。