サンプドリアは6日のセリエA第15節で、サッスオーロに1-3と敗れた。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は就任から3試合で、ウディネーゼ、ミラン、そしてサッスオーロと3連敗だ。

試合後、モンテッラ監督は『Sky』で「今は簡単にキレを欠いてしまう。冷静に分析したい。ちょっと睡眠薬が必要かもしれないね」と冗談を交えて述べた。その後、会見でも「もう眠れないことは分かっている」と述べている。

「やるべきことはたくさんある。私は準備できているよ。チームは私以上に準備できていると思う。彼らは熱心に取り組んでいるからね。チームはもう少し自分たちを信じなければいけない」

「とにかく、チームは熱心だし、ここ数日のアイディアを実践しようとした。残念ながら、我々は最悪のタイミングで最悪の相手と対戦したね。サッスオーロはずっと先にいる。より組織されており、よりチームなんだ。それに今日は失点する前から、ポストを叩く場面があったときから、チームはもろさを見せてしまっていた。矛盾しているが、0-3とされてから、チームはより気楽にプレーしたね」

「合宿? 今は自分たちが優れた選手たちと監督であることを示す時期だ。合宿のことも考える。でも、このチームは仕事に熱心に取り組んでいないわけじゃない。ただ、もろいんだ。合宿が役立つかどうかは分からない。少しこの環境から離れることで、自分たちが何者かを思い出す助けにはなるかもしれない」

本拠地マラッシの抗議をよく受け止めなかったマッシモ・フェレーロ会長は、クラブの公式チャンネルでチームを次のように鼓舞している。

「サッカーは不思議なものだ。勝てば獅子となるが、良くない時期に入り、試合に負けると、愚か者にされるんだよ。選手たちには、時速100キロではなく、300キロで頑張れと言いたい。そして真の獅子として力を発揮してほしい」