叶姉妹という生き方。幸せになりたい人たちへの格言
日本一ゴージャスなスーパーセレブリティ―、叶姉妹がLINE BLOGを開設! ブログはもちろん、公式アカウントでも毎日、恭子さんの格言やラグジュアリーなおふたりのライフスタイルを発信してくださっています 叶姉妹に日々の美容法から、人生への格言まで、うかがってきました!
――LINE BLOGを始めていただき、ありがとうございます!
叶 恭子さん(以下、恭子) わたくしたちが楽しんで、またそれをみなさんも楽しんで、癒やしになっていただければと思いながら毎日書いております。
叶 美香さん(以下、美香) 何かひとつのカテゴリーというよりは、幅広く、いろいろなことを書いていこうと思いながら、やっております。
――『ファビュラス』という言葉がとても印象的です。
美香 日本の方はまだこの言葉をご存じない方が多くて、一番始めに使い始めたのがうちの姉なのです。テレビでも「どういう意味なんですか?」と聞かれたり、コメントを書いてくださっている方も「ファビュラス」「マーベラス」「プレシャス」という言葉をよく使ってくださっているようですね。
――公式アカウントのほうにも、ブログとは違ったお写真やお言葉を載せてくださっていますね。
恭子 そのほうがみなさんが楽しいのではないかなと思っています。まったく同じなのであれば、おともだちになる必要もないですものね。
美香 アカウントのほうがブログよりも話しかけるような感じで書かせていただいています。コメントでも会話してくださっている方がいらっしゃるみたいですね。
恭子 わたくしたちを身近に感じていただけると嬉しいです。
――ブログでもアカウントでも恭子さんの格言をたくさん拝見することができますが、恭子さんの格言を集めた日めくりカレンダーも発売されるんですよね!
こちらがカレンダーの表紙! 2015年12月25日発売です! また、12月26日(土)19時〜代官山TSUTAYA 2階 オープンスペースにて、直筆サイン本手渡し会も行われます!
恭子 はい。カレンダーにも入っております言葉はブログでも一部、書いております。先日も「この世にたったひとりのあなた」というタイトルで書かせていただいたんですが、みなさんがすごく心にしみました、というコメントをたくさんくださっていて嬉しいです。
美香 姉の格言にはいろんな言葉があって、その方その方に響き方が違っていたり、とても救われましたとおっしゃっていただいております。姉の言葉を待ってらっしゃる方が多いので、ぜひこのカレンダーもいろんな方に見ていただけたらなと思います。
恭子 LINE BLOGの中でもわたくしの格言ですとか、自分たちのポリシーを織り交ぜたものにしていきたいと思っています。
叶姉妹の美容法
――叶姉妹のおふたりの美容法について、みなさん知りたいと思うんですが、 最近やっていらっしゃる美容法はありますか?
恭子 わたくしたちの美容法はもともと基本がありまして、「叶恭子 美のレシピ24時間」 というものです。
美香 これをわたくしは姉の指導のもと、日々実践しております。エクササイズやお食事、睡眠、枕まで生活するすべてを姉がいろいろと考案してくれるんです。
恭子 起きてから寝るまですべてです。もちろん睡眠もいかに良質にとることができるかということを含めて、24時間、それがライフスタイルのすべてなのだといつも思っています。
美香 ブログの中でもエクササイズを少しずつ紹介させていただいております。
――先日も美脚のためのエクササイズをご紹介されていましたね! あれは寝ながら行うものですか?
恭子 ベッドに寝ながら行うのですが、全部寝てしまうと足の筋肉の筋が出ないので、半中腰で上を向きます。 上半身を少しだけ、30度ほど浮かせるんです。そうすると腹筋、背筋が鍛えられます。45度だとそうでもないのですが、30度はキツイです。時間はキープできるだけします。最後のもうダメ!というところから8秒は続ける、ということを実践しております。
美香 意識しているぶん、すごく効きます。
――ベッドの硬さは関係あるのでしょうか?
恭子 わたくしたちは、ベッドはテンピュールのゼロを使っております。寝ているあいだに、いい意味で体力を使います。NASAの宇宙センターのハイテクノロジーを駆使して作られたもののようです。
――エクササイズのほかに、走ったりなどの運動はされていますか?
恭子 わたくしたちは走ったりなどの運動はあまりいたしません。エクササイズはメンタリティーがともなわれるという考えのもとに行っております。
叶姉妹の食事法
――お食事は一日5食とられるとブログに書かれていました。食事法についてもうかがえますか?
恭子 わたくしたちがモーニングステーキのお話をさせていただいたり、BEAUTY BOOKにも書いたりいたしましたが、もう15年以上前からなのですが、それからずっと同じスタンスでやっております。その間にいろんな美容家の方、モデルさんの方などが同じように肉食の美容法をされ始めましたね。
美香 「肉食女子」という言葉もできましたし、お肉を食べることに、みなさん「太る」というイメージを持っていらっしゃったのですが、今では医学的にも長寿のひけつはお肉だと証明されています。90代、100歳の方は必ずお肉を食べているということで、お肉はいいものなのだと最近気づかれ始めているのですが、以前からわたくしどもはお肉を毎日必ず食べております。
――お肉の中でも、ステーキがいいのでしょうか?
恭子 ブログにも「叶流お肉ダイエット5つのルール」を書いておりますが、ステーキだからということではなく、お肉の質が重要です。 良質なお肉で、いろいろな部位を食べていただくのが良いと考えています。みなさんそれぞれ体質が違うので、みなさんに良いかはわからないのですが、5つのルールがあると考えています。ビーフとチキン、ラム、ポーク、4つのお肉は食べて、プラス、最近はキジも食べています。キジはなかなか良質なお肉は手に入りにくいので、いいものが入ったときにだけ、キジ鍋にして食べています。
美香 生活環境などによっても合う合わないはありますので、いろいろと試してみて、ご自分なりのレシピを作られると良いと思います。
叶 恭子の幸せに生きるための格言
――若い世代の女の子たちも、叶姉妹に憧れている方がたくさんいらっしゃいますが、若い世代の女の子たちのことをどう思われていますか? たとえば「量産型女子」という言葉も生まれ、大量生産されたお洋服を選ぶ女子のことなど……
恭子 基本的にわたくしたちはどなた様のことについても、とやかく言うことはもっともしていないことです。なぜかというと、人様は人様、自分は自分ですので、人様がどのようなことであっても、それで心地よいかたは、それはそれでかまわないと思います。人様のことに左右されない自分であることのほうが、もっと大切なのではないかと思います。
――人は人、ということですね。
恭子 そうです。ご自身のことを大切にされて、みなさんそれぞれのライフスタイルであるとか、考え方、恋愛のしかた、愛し方をされるのが良いと思います。恋愛や結婚に興味のない方はしなくてかまいませんし、結婚=幸せなんていうのはナンセンスだとわたくしは思っています。要は「みなさんそれぞれなんだ」ということなのです。「この世にたったひとりのあなた」がみなさんと一緒でなくてもかまわないのです。100万人の方が楽しそうにしていようが、ご自身が楽しくないなら、笑う必要はまったくないのです。
――日本人はそれが不得手ですよね。
恭子 日本の方はほとんどがまわりに合わせますよね。みんなが笑っていて、自分だけ笑っていないと、どうしよう?と思って、きゅうっとなってしまう。知らないうちに楽しくもないのに笑っている自分がいるのですが、それはからっぽの自分です。からっぽの自分を作る必要なんてないのですよ、とわたくしは思いますが、そうしなさい、と言っているわけではありません。わたくしがずっと変わらずに言い続けていることは、あなたの人生は全てあなたの選択でできている、ということです。
自信を持つためには、自分の生き方に覚悟を持つこと
――そんなふうに自信を持って生きることができない女性も多いと思うんです。自信を持つためにはどうしたらいいですか?
恭子 ご自身を慈しんで、ご自身と対話し、ご自身のことを知ることではないでしょうか。わたくしは自分が好きなこと、確信が持てることに従って生きています。異端を恐れず……。ですので、世の中全てに好かれようなどど虫のいいことは考えておりません。
――虫のいいこと! 本当にそうですね……。
恭子 わたくしの人生にとって何より大切なことは自分自身がハッピーであると感じられることなのです。
――自分の頭で考えて、行動するということですね。
恭子 そうです。それは欧米では当然のことなのですよね。でも日本の社会は案外、人様に意見をゆだねてしまうのですね。わたくしたちは人様と自分は違う、ということを大前提に生きておりますので、一緒であることを全くこれっぽっちも必要ではないと思っています。
――どうしても人からの評価を気にしてしまう人は多いですよね。
恭子 評価は自分の中での評価を大切にすべきだと思いますね。ブログにも書きましたが、人様に恥じない自分でいるよりも、自分自身に恥じない自分でいることの方がよっぽど大切なのですから。
――自身の軸をしっかりと持つということですね。
恭子 そうですね。そういうことを考えていくと、人様から陰口を言われることを気にすることもなくなります。陰口は聞く必要がないと思っておくことです。そういう態度を貫いていると、ひそひそ陰口を言う方々も、それを言うことがおもしろくなくなるでしょう。
美しい心を持つためにするべきこと
――美しい体だけでなく、美しい心もお持ちの叶姉妹のようになるにはどうしたらいいでしょうか?
恭子 美しい心というのは、考えてできるものではないのです。朝起きたとき、メディテーションするのもよいですね。ご自身が無になり、雑音を避けることを1分でよいのでやってみるのもいい方法ですね。
――瞑想のようなものでしょうか?
恭子 瞑想でなくてもよいのですが、自身と対話する時間を作るということですね。その1分がとても大きい違いを作ります。朝の1分は大したことがないですよね。起きたときに、今日が最後かもしれないと思って過ごすんです。わたくしはずっとそうして生きております。わたくしにとって人生はギャンブルです。だからこそ、楽しいんです。毎日、自分自身に懸けて生きる。だからつぶれてしまう日なんて1日もないのです。これはちょっと違ったなと思った日があったとしても、その日は自分にとってのお勉強ができた日とわたくしは考えております。
――孤独を恐れないことも強さですね。
恭子 はい。もしたとえば会社の中で、自分ひとりしか自分と同じ意見の人がいないとしても、一歩外に出れば同じ考えの人はたくさんいるかもしれません。わたくしたちは日本にいるときには99%、日本の方とは考えが違いますが、ぜんぜんかまわないですし、欧米に行くと、わたくしたちの考えと近い方が多いですね。ですから、皆さんも、広い世界には自分と同じように感じる方もたくさんいる、と思って生きると、楽しいですよね。
――日本人は孤独に弱い印象は確かにあります。
恭子 日本人は孤独に弱く、自信がなさすぎではないでしょうか。『孤独』の甘美は、ときには自分自身を強くしなやかにするジュエリーにもなるとわたくしは思います。見せかけの友達を100人得ることよりも、たとえたった自分ひとりでも満ち足りた時間を持てる方がわたくしには大切なのです。
――最後にLINE BLOGを読んでいらっしゃる読者の方にメッセージをお願いします。
恭子 みなさんの心の中で、ファンタスティックな癒やしのオアシスのようなブログにしていきたいと思っております。
美香 いろんな情報を発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
――ありがとうございました!
美しいスーパーボディーと覚悟のある潔い生き方。日本で唯一無二の存在なんだと、ひしひしと感じました。
叶姉妹 公式ブログ
会いたい"あのひと" を身近に ―― LINE BLOG。
自分を持って生きられるように、私も今日から背筋を正します!
それでは、また。
(撮影/大川直人、取材・文/Mikity)
――LINE BLOGを始めていただき、ありがとうございます!
叶 恭子さん(以下、恭子) わたくしたちが楽しんで、またそれをみなさんも楽しんで、癒やしになっていただければと思いながら毎日書いております。
――『ファビュラス』という言葉がとても印象的です。
美香 日本の方はまだこの言葉をご存じない方が多くて、一番始めに使い始めたのがうちの姉なのです。テレビでも「どういう意味なんですか?」と聞かれたり、コメントを書いてくださっている方も「ファビュラス」「マーベラス」「プレシャス」という言葉をよく使ってくださっているようですね。
――公式アカウントのほうにも、ブログとは違ったお写真やお言葉を載せてくださっていますね。
恭子 そのほうがみなさんが楽しいのではないかなと思っています。まったく同じなのであれば、おともだちになる必要もないですものね。
美香 アカウントのほうがブログよりも話しかけるような感じで書かせていただいています。コメントでも会話してくださっている方がいらっしゃるみたいですね。
恭子 わたくしたちを身近に感じていただけると嬉しいです。
――ブログでもアカウントでも恭子さんの格言をたくさん拝見することができますが、恭子さんの格言を集めた日めくりカレンダーも発売されるんですよね!
こちらがカレンダーの表紙! 2015年12月25日発売です! また、12月26日(土)19時〜代官山TSUTAYA 2階 オープンスペースにて、直筆サイン本手渡し会も行われます!
恭子 はい。カレンダーにも入っております言葉はブログでも一部、書いております。先日も「この世にたったひとりのあなた」というタイトルで書かせていただいたんですが、みなさんがすごく心にしみました、というコメントをたくさんくださっていて嬉しいです。
美香 姉の格言にはいろんな言葉があって、その方その方に響き方が違っていたり、とても救われましたとおっしゃっていただいております。姉の言葉を待ってらっしゃる方が多いので、ぜひこのカレンダーもいろんな方に見ていただけたらなと思います。
恭子 LINE BLOGの中でもわたくしの格言ですとか、自分たちのポリシーを織り交ぜたものにしていきたいと思っています。
叶姉妹の美容法
――叶姉妹のおふたりの美容法について、みなさん知りたいと思うんですが、 最近やっていらっしゃる美容法はありますか?
恭子 わたくしたちの美容法はもともと基本がありまして、「叶恭子 美のレシピ24時間」 というものです。
美香 これをわたくしは姉の指導のもと、日々実践しております。エクササイズやお食事、睡眠、枕まで生活するすべてを姉がいろいろと考案してくれるんです。
恭子 起きてから寝るまですべてです。もちろん睡眠もいかに良質にとることができるかということを含めて、24時間、それがライフスタイルのすべてなのだといつも思っています。
美香 ブログの中でもエクササイズを少しずつ紹介させていただいております。
――先日も美脚のためのエクササイズをご紹介されていましたね! あれは寝ながら行うものですか?
恭子 ベッドに寝ながら行うのですが、全部寝てしまうと足の筋肉の筋が出ないので、半中腰で上を向きます。 上半身を少しだけ、30度ほど浮かせるんです。そうすると腹筋、背筋が鍛えられます。45度だとそうでもないのですが、30度はキツイです。時間はキープできるだけします。最後のもうダメ!というところから8秒は続ける、ということを実践しております。
美香 意識しているぶん、すごく効きます。
――ベッドの硬さは関係あるのでしょうか?
恭子 わたくしたちは、ベッドはテンピュールのゼロを使っております。寝ているあいだに、いい意味で体力を使います。NASAの宇宙センターのハイテクノロジーを駆使して作られたもののようです。
――エクササイズのほかに、走ったりなどの運動はされていますか?
恭子 わたくしたちは走ったりなどの運動はあまりいたしません。エクササイズはメンタリティーがともなわれるという考えのもとに行っております。
叶姉妹の食事法
――お食事は一日5食とられるとブログに書かれていました。食事法についてもうかがえますか?
恭子 わたくしたちがモーニングステーキのお話をさせていただいたり、BEAUTY BOOKにも書いたりいたしましたが、もう15年以上前からなのですが、それからずっと同じスタンスでやっております。その間にいろんな美容家の方、モデルさんの方などが同じように肉食の美容法をされ始めましたね。
美香 「肉食女子」という言葉もできましたし、お肉を食べることに、みなさん「太る」というイメージを持っていらっしゃったのですが、今では医学的にも長寿のひけつはお肉だと証明されています。90代、100歳の方は必ずお肉を食べているということで、お肉はいいものなのだと最近気づかれ始めているのですが、以前からわたくしどもはお肉を毎日必ず食べております。
――お肉の中でも、ステーキがいいのでしょうか?
恭子 ブログにも「叶流お肉ダイエット5つのルール」を書いておりますが、ステーキだからということではなく、お肉の質が重要です。 良質なお肉で、いろいろな部位を食べていただくのが良いと考えています。みなさんそれぞれ体質が違うので、みなさんに良いかはわからないのですが、5つのルールがあると考えています。ビーフとチキン、ラム、ポーク、4つのお肉は食べて、プラス、最近はキジも食べています。キジはなかなか良質なお肉は手に入りにくいので、いいものが入ったときにだけ、キジ鍋にして食べています。
美香 生活環境などによっても合う合わないはありますので、いろいろと試してみて、ご自分なりのレシピを作られると良いと思います。
叶 恭子の幸せに生きるための格言
――若い世代の女の子たちも、叶姉妹に憧れている方がたくさんいらっしゃいますが、若い世代の女の子たちのことをどう思われていますか? たとえば「量産型女子」という言葉も生まれ、大量生産されたお洋服を選ぶ女子のことなど……
恭子 基本的にわたくしたちはどなた様のことについても、とやかく言うことはもっともしていないことです。なぜかというと、人様は人様、自分は自分ですので、人様がどのようなことであっても、それで心地よいかたは、それはそれでかまわないと思います。人様のことに左右されない自分であることのほうが、もっと大切なのではないかと思います。
――人は人、ということですね。
恭子 そうです。ご自身のことを大切にされて、みなさんそれぞれのライフスタイルであるとか、考え方、恋愛のしかた、愛し方をされるのが良いと思います。恋愛や結婚に興味のない方はしなくてかまいませんし、結婚=幸せなんていうのはナンセンスだとわたくしは思っています。要は「みなさんそれぞれなんだ」ということなのです。「この世にたったひとりのあなた」がみなさんと一緒でなくてもかまわないのです。100万人の方が楽しそうにしていようが、ご自身が楽しくないなら、笑う必要はまったくないのです。
――日本人はそれが不得手ですよね。
恭子 日本の方はほとんどがまわりに合わせますよね。みんなが笑っていて、自分だけ笑っていないと、どうしよう?と思って、きゅうっとなってしまう。知らないうちに楽しくもないのに笑っている自分がいるのですが、それはからっぽの自分です。からっぽの自分を作る必要なんてないのですよ、とわたくしは思いますが、そうしなさい、と言っているわけではありません。わたくしがずっと変わらずに言い続けていることは、あなたの人生は全てあなたの選択でできている、ということです。
自信を持つためには、自分の生き方に覚悟を持つこと
――そんなふうに自信を持って生きることができない女性も多いと思うんです。自信を持つためにはどうしたらいいですか?
恭子 ご自身を慈しんで、ご自身と対話し、ご自身のことを知ることではないでしょうか。わたくしは自分が好きなこと、確信が持てることに従って生きています。異端を恐れず……。ですので、世の中全てに好かれようなどど虫のいいことは考えておりません。
――虫のいいこと! 本当にそうですね……。
恭子 わたくしの人生にとって何より大切なことは自分自身がハッピーであると感じられることなのです。
――自分の頭で考えて、行動するということですね。
恭子 そうです。それは欧米では当然のことなのですよね。でも日本の社会は案外、人様に意見をゆだねてしまうのですね。わたくしたちは人様と自分は違う、ということを大前提に生きておりますので、一緒であることを全くこれっぽっちも必要ではないと思っています。
――どうしても人からの評価を気にしてしまう人は多いですよね。
恭子 評価は自分の中での評価を大切にすべきだと思いますね。ブログにも書きましたが、人様に恥じない自分でいるよりも、自分自身に恥じない自分でいることの方がよっぽど大切なのですから。
――自身の軸をしっかりと持つということですね。
恭子 そうですね。そういうことを考えていくと、人様から陰口を言われることを気にすることもなくなります。陰口は聞く必要がないと思っておくことです。そういう態度を貫いていると、ひそひそ陰口を言う方々も、それを言うことがおもしろくなくなるでしょう。
美しい心を持つためにするべきこと
――美しい体だけでなく、美しい心もお持ちの叶姉妹のようになるにはどうしたらいいでしょうか?
恭子 美しい心というのは、考えてできるものではないのです。朝起きたとき、メディテーションするのもよいですね。ご自身が無になり、雑音を避けることを1分でよいのでやってみるのもいい方法ですね。
――瞑想のようなものでしょうか?
恭子 瞑想でなくてもよいのですが、自身と対話する時間を作るということですね。その1分がとても大きい違いを作ります。朝の1分は大したことがないですよね。起きたときに、今日が最後かもしれないと思って過ごすんです。わたくしはずっとそうして生きております。わたくしにとって人生はギャンブルです。だからこそ、楽しいんです。毎日、自分自身に懸けて生きる。だからつぶれてしまう日なんて1日もないのです。これはちょっと違ったなと思った日があったとしても、その日は自分にとってのお勉強ができた日とわたくしは考えております。
――孤独を恐れないことも強さですね。
恭子 はい。もしたとえば会社の中で、自分ひとりしか自分と同じ意見の人がいないとしても、一歩外に出れば同じ考えの人はたくさんいるかもしれません。わたくしたちは日本にいるときには99%、日本の方とは考えが違いますが、ぜんぜんかまわないですし、欧米に行くと、わたくしたちの考えと近い方が多いですね。ですから、皆さんも、広い世界には自分と同じように感じる方もたくさんいる、と思って生きると、楽しいですよね。
――日本人は孤独に弱い印象は確かにあります。
恭子 日本人は孤独に弱く、自信がなさすぎではないでしょうか。『孤独』の甘美は、ときには自分自身を強くしなやかにするジュエリーにもなるとわたくしは思います。見せかけの友達を100人得ることよりも、たとえたった自分ひとりでも満ち足りた時間を持てる方がわたくしには大切なのです。
――最後にLINE BLOGを読んでいらっしゃる読者の方にメッセージをお願いします。
恭子 みなさんの心の中で、ファンタスティックな癒やしのオアシスのようなブログにしていきたいと思っております。
美香 いろんな情報を発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
――ありがとうございました!
美しいスーパーボディーと覚悟のある潔い生き方。日本で唯一無二の存在なんだと、ひしひしと感じました。
叶姉妹 公式ブログ
会いたい"あのひと" を身近に ―― LINE BLOG。
自分を持って生きられるように、私も今日から背筋を正します!
それでは、また。
(撮影/大川直人、取材・文/Mikity)