◇「ブレスにゾクゾクします。ライブがすぐそこで行われている感じですね。」


土屋:ではそろそろ、お店のスピーカーで、ハイレゾとCD音源、それからMP3を聴き比べてみましょうか。

〜聴き比べ1曲目:宇多田ヒカル『First Love』〜
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土屋:全然違いますね、やっぱり。そこに人がいる感じ。ピアノの音の振り幅とか全然違う。リムショットの時の「スティックが木だっ!」って感じもわかりますね。宇多田ヒカルさんの声の揺らぎもリアル。

林:そうですね。高音の艶感も違ったかと思います。

土屋:違う曲も聴いてみましょう。

〜聴き比べ2曲目:Daft Punk『Get Lucky』〜
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土屋:ハイハットを開いてる時、閉じてる時の差ががクッキリ。ブレスにゾクゾクします。ライブがすぐそこで行われている感じですね。ハイレゾとMP3の分かりやすい違いは、どの部分なんでしょう。

林:僕はブレスの部分と、それこそハイハットの高音部分で聴き分けてます。

土屋:かなりライブに近い音源なので、このBARに同じアーティストが好きな人が集まって、セットリスト組んで楽しむのもアリですよね。

林:それ、実はよくやってます(笑)。

土屋:これ、アナログはアナログで違うんですよね?

林:はい、もちろん違います。人ぞれぞれ好みがあるので、一概に「これがいい音」とは言えないかもしれませんが、個人的には、アナログの音が好みなことが多いです。

それぞれの音源の特徴としては、

・ハイレゾ:クリアで艶感のある音
・アナログ:太くて暖かみのある音

という違いがありますね。

土屋:ハイレゾ、アナログとかって、単純に良い悪いじゃないんですね。料理と一緒ですね。こりゃ。

林:そうですね。あるサウンドエンジニアの方がおっしゃっていたんですけど、炭火焼とIHの違い、という感じかもしれません。IHは肉が均等に焼けるのでハイレゾに近い。電気を使って均等に焼いたほうがいいかもしれないけど、炭火焼の手間はかかるし炭がついちゃうけどそれがうまい、ってこともある。どっちがいいというわけではなくて、それぞれに良さがあるんですよね。