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女優の大河内奈々子と小沢真珠の元祖『牡丹と薔薇』コンビが、30日にスタートする東海テレビ・フジテレビ系昼ドラ『新・牡丹と薔薇』(毎週月曜〜金曜13:25〜13:55)にゲスト出演することが27日、明らかになった。

『牡丹と薔薇』は、「役立たずのブタ!」など独特のセリフも話題になった昼ドラならではのドロドロの愛憎劇で、大河内と小沢は、前作で数奇な運命の姉妹を熱演。12年ぶりに復活する今作で、2人は看護師役となり、大河内は三上、小沢は野島という、前作と同じ役名のキャラクターを演じる。

撮影にはクランクインから参加し、姉妹の母親である小日向眞澄の少女時代を演じる美山加恋が出産する場面などに登場。大河内は「真珠ちゃんとは『牡丹と薔薇』の撮影でともに戦ってきた"戦友"のような存在。共演できるのはうれしいし、そばにいてくれると安心できる」と笑顔で語り、一方の小沢も「奈々子ちゃんと他の現場で一緒になると、『あ、ボタバラコンビだ!』と共演者やスタッフさんがテンションが上がる(笑)」と、業界内のボタバラファンに出くわした際のエピソードを明かした。

また、大河内は『牡丹と薔薇』という作品について「"気持ちのジェットコースター"というか、人の感情をとことんまで見つめて描いた作品だと思います。たくさんの方がおもしろいと支持して、応援してくださったので頑張ったかいがありました」と述懐。今回の復活を聞いて「それだけ力のある作品に主演できたことに、あらためて感謝しています」と語り、「物語がどうアレンジされているのか楽しみ」と期待を示した。

小沢も「今回は一視聴者として"ボタバラ"を楽しみたいですし、香世のようなキャラクターの美輪子を事務所の後輩の逢沢さんが演じると聞き、より『新・牡丹と薔薇』に親近感を抱いています」と楽しみにしている様子。「きっと過激な場面もあるでしょうから、撮影ではケガをしないよう気をつけてもらいたいですね」と後輩たちを気遣った。

この2人に加え、前作で大河内演じるぼたんの元婚約者役を演じていた西村和彦も、医師の稲垣役として出演。西村は、前作の3人の出演について「サービスだと思っていただければ」と笑いながら語り、新作のキャストには「(脚本の)"中島丈博ワールド"をどう吸収し、どう体現するのかが大変だと思います。そこは頑張ってほしいですね」とエールを送った。

今回、大河内と小沢は、11月30日の1話と、12月2日の2話に登場。西村は、両話のほかにも出演する。