首位デビューを果たした
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 11月第3週の全米ボックスオフィス。先週末は今年のサンクスギビングの大本命「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」が公開され、約1億200万ドルのオープニング興収を叩き出し、首位デビューを飾った。

 しかし、約1億200万ドルという数字は今年5位のオープニング興収ながら、シリーズ4作では最低の成績。レビューはまずまずだったが、興収に結びつけることは出来なかった。出演はジェニファー・ローレンスにジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ジュリアン・ムーア、ジェフリー・ライト、ドナルド・サザーランド。監督はシリーズ2作目から手がけているフランシス・ローレンス。

 2位は「007 スペクター」。北米での累計は1億5000万ドル超に。全世界興収は現在約6億7000万ドルで、前作「007 スカイフォール」のグロス10億ドルを超えるには日本での大ヒットが不可欠となる。

 約980万ドルのオープニング興収で4位初登場となったのは、セス・ローゲン&ジョセフ・ゴードン=レビット、アンソニー・マッキー共演のクリスマス向けコメディ「The Night Before」。批評家から高く評価されたゴードン=レビット&ローゲン共演の「50/50 フィフティ・フィフティ」のジョナサン・レビンがメガホンをとった作品だったが、今回はレビューも興収も控えめなオープニングとなった。

 さらに控えめな約660万ドルというオープニング興収で5位デビューとなったのは2009年度のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞したフアン・ホセ・カンパネラ監督によるアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」をハリウッドリメイクしたサスペンス「Secret in Their Eyes」。新興配給会社STXエンターテインメントが、主演にキウェテル・イジョフォー、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツを迎えて製作した意欲作だったが、4位「The Night Before」同様にレビュー、興行ともにパッとしないオープニングとなった。監督は「アメリカを売った男」「ニュースの天才」のビリー・レイ。

 また8位には、本年度の賞レースの目玉となった実録サスペンス「Spotlight」が拡大公開によりランクイン。ハリウッドメジャーではないOpen Road Filmsの配給作品なので、これからの成績で存在感を示すことがオスカー受賞には不可欠な要素となる。メガホンをとったのは、俳優として「父親たちの星条旗」「2012」などに出演し、「扉をたたく人」で監督デビューを飾ったトーマス・マッカーシー。

 サンクスギビングを迎える今週は、シルベスター・スタローンの代表作「ロッキー」のスピンオフ「クリード チャンプを継ぐ男」(マイケル・B・ジョーダン主演、ライアン・クーグラー監督)に、ジェームズ・マカボイ&ダニエル・ラドクリフ主演のSFアクションホラー「Victor Frankenstein」(ポール・マクギガン監督)、ディズニー/ピクサーの最新アニメ「アーロと少年」などが公開される。